Bitcoinは今、嵐の前の静けさ
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昨年11月に$6,400の壁を破ってからは底値を$3,000辺りに期待するような弱気相場が続いていますが、2019年に入って3週間目までに何度も弱気から突破しようとする反発を繰り返しているチャートです。現在は$3,600辺りで落ち着きをみせています。
CryptoDailyのテクニカルアナリストによる記事では、ビットコインのチャートはこれから嵐が起こる前触れだと見ています。
実際4%の価格下落を余儀なくされている現在のビットコインですが、過去数日の動きは細かく見てみると弱気相場が優勢で見通しは明るくないよう見えますが、大きく見てみると週間でも月間でも、ビットコインは既に底をついて、次の大きな動きを待って横這いで推移しているだけだということが見て取れると言います。
ビットコインが長らく弱気相場に放り込まれていると思っている人々の数は、蔓延するネガティブセンチメントにもかかわらず非常に少なく、暗号通貨ファンたちの大多数は依然として価格が新たに史上最高値に到達する可能性が高いと考えている、としています。
短期的弱気と長期的強気
また、このアナリストによれば、市場には、強気と弱気以外にも違う考え方をする投資家やアナリストたちが多くいて、彼らの人数は強気と弱気の両方を合わせた数よりも大きいと言います。
彼らは、「短期的には弱気、長期的には強気」という判断をしており、言い換えると、彼らは、買おうと思っている価格まで落ちてこない限りは弱気ということです。
これは、$18,000の時に、$20,000になったら売ろうと期待して願って強気になっていた時と変わりなく、過去にもあったように、購入側にとっても売る側にとってもタイミングが遅すぎたのです。
200週移動平均線が示すビットコイン上昇の兆し
先立って出された200 週移動平均線の良い兆しについての記事でも示されていますが、過去4年間のサイクルで比較してみると、ビットコインが既に底をついている、もしくは近づいているという事は明らかです。
また、そのサイクルを分析してみると、これまでの反発はもはやサポートに変わっていること、これ以上BTCが大幅に減少しそうもないことが分かります。
2018年7月にトレンドラインの反発を破り8月にはサポートラインを試していました。これは、11月以降3回以上確認されています。
BTCがたとえ激しくクラッシュしたとしても$2,700辺りで、テクニカル的にも、その週末までには戻すだろうと言っています。ただ、現実的に言えば、$3,000辺りでの買い注文の数を考慮すると、価格がその水準を下回ることはほとんどないそうです。
みんなが期待しているからそれ以上落ちない底値!?
このアナリストによれば、短期の弱気トレーダーと長期の強気トレーダーのほとんどは$3,000まで落ちるのを待っていますが、大多数がそのような下落を期待していると考ることが、そのようなことが起こらないかもしれない理由のひとつだと言います。
ビットコインは長い間横這いに取引されてきて、この数週間、取引量が著しく枯渇したことは、次なるムーブメントが急速かつ強力になることを示唆しています、と結んでいます。
今後の相場の動きに目が離せません。
参考サイト:
“https://cryptodaily.co.uk/2019/01/bitcoin-calm-before-the-storm”
”https://cryptodaily.co.uk/2019/01/bitcoin-200-week-ma-has-been-the-best-bottom-indicator-since-2014”