ビットコイン急落は健全と言えるか
<この記事(ページ)は 3分で読めます>
ビットコイン価格は9月24日にわずか1時間で15%以上価格が急落しました。
その後も低調な価格推移が続いています。
一方で、著名アナリストの間では、こうした急落をポジティブな兆候として捉える見方も指摘されています。
著名アナリストらの見解
Vebture Coinist社のLuke Martin氏には、7800ドル(約840000円)のラインを超えれば先物SQ(特別清算指数)の日をきっかけにビットコイン価格は再び上昇すると予想しています。
Martin氏は長期的価格ポイントとして7800ドルのラインを重視しており、今後このラインを確実に上回ればさらに9000ドル(約970000円)に向かって上昇する可能性も考えられると予想しているとのことです。
人気トレーダーPlamBによると、ビットコイン価格は「小さな下げを伴いながら徐々に上昇していく時期に差し掛かった可能性が高い」と説明しています。
仮想通貨アドバイザリー企業BlockRoots社の共同設立者Josh Rager氏は、ビットコインの過去の価格変動と現在の下落相場を比較し、風向きが変わる前にさらに下落する可能性もあると示唆しています。
その他の投資家の間でもビットコイン急落の様々な理由が挙げられています。
インターコンチネンタル取引所のBakktプラットフォームが提供するビットコイン先物契約が、期待されたほど伸びなかったことや、米国証券取引委員会がビットコイン取引商品についての可否判断を遅らせたことを指摘する声も出ています。
また、今週実施予定のCME先物契約の満了が混乱を引き起こしているとの見方も出ています。
今回のビットコインの急落が今後のポジティブ材料となるのか、さらなる下げに転じる予兆なのか、市場の動向からしばらく目が離せません。