ビットコイン 1年ぶりの最高値更新で100万円に到達
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ビットコインは16日、大台の100万円まで高騰しました。
これは2018年5月以来で、約1年ぶりの最高値更新となります。
5月30日にも、ビットコイン価格が100万円に迫った場面がありました。
高値99万円で100万円の大台回復へあと一歩まで迫りましたが、その後大きく反落しています。
今後100万円を上抜けられるかが重要
この下落で当時堅調に推移していたビットコイン価格も100万円のサポートラインを強く意識づけられる結果となりました。
6月16日の相場でも、一時的にコインチェック上で高値100万円にタッチするも、いまだに上
抜けることは出来きていません。
100万円を突破すると米ドル建て1万ドルに当たる110万円付近のサポートラインが控えているとのことです。
今後の高騰に繋げることができるかどうかに、大きく関わる中長期での重要な節目は、まだ続くとのことで安心はできないようです。
今回も上向けることができない場合は利益確定の売りがかさむ動きに転じる可能性もあり、100万円付近の動きは重要な攻防戦となりそうです。
今回の高騰について、仮想通貨市場の専門家や投資家らは、背景に大きく3つの要因があると考えているようです。
Facebookの”Global Coin”発行
Facebookの独自トークン”Global Coin”の計画が6月17日に明らかになり、2020年に発行と発表されました。
Facebookの計画には、すでに多くの大手企業が出資を表明しています。
Facebookの仮想通貨発行は、銀行発行ではない非中央集権的でプライベートな通貨の認知度を高めるため、ビットコインや他の仮想通貨の普及につながるのではと期待が高まっています。
Binance.comが米国ユーザーの取引を停止
Binance.comは6月14日に米国内の全てのユーザーを除外するという内容の規約を更新しました。
これにより、バイナンスの独自通貨であるBinance Coin(BNB)の急激な売却につながり、先週金曜日のBNB価格は12.8% 下落しました。
投資家らはBNBからビットコインへと資金を大量に移したためビットコイン価格が急騰したのでは分析しています。
ライトコインの半減期
ライトコインは 8月5日に半減期が予定されいます。
これによりマイニング報酬が半分に削減され、ライトコインは全体的にさらに希少価値が高まることになります。
ライトコイン自体の入手が難しくなるために価値が上昇します。
ライトコインは今年に入ってすでに353%上昇しており、この流れが上昇中のビットコインにも点火された可能性があるとのことです。