EOSの開発企業 ソーシャルメディアプラットフォームを立ち上げ

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仮想通貨EOSの開発企業Block.oneは、1日EOSの分散型ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディアプラットフォーム”Voice”を発表しました。
従来のSNSよりも公平で透明性の高い”Voice”
”Voice”はEOSのブロックチェーン上に構築されており、従来のソーシャルメディアとは異なり、公平で透明性の高いものであるとのことです。
Block.oneのCEOであるBrendan Blumer氏は、従来のソーシャルメディアプラットフォームと”Voice”の違いについて次のように述べています。
「現在のソーシャルメディアプラットフォームは、利用者を使うようにデザインされている。
広告主に対して我々の情報を競売にかけ、利益を得ている。”Voice”はそれを変えることができる。」
”Voice”では、プラットフォームとユーザーが平等に設計されており、隠された意図などがなく、両者はコンテンツの作成・集約・共有・を通じて恩恵を受けることができるとしています。
ユーザーはプラットフォームを使用することによっと”Voiceトークン”を得ることができるとのことです。
獲得したトークンは自分のコンテンツやコメントの露出を増やすためなどに使用することができるとのことです。
従来のソーシャルメディアプラットフォームでは「社会的影響」を与えるためにはそれだけのフォロワー数が必要でしたが”Voice”のプラットフォームではそのような必要がなくなります。
また、”Voice”では「フェイクアカウント」や「なりすまし」による被害を防止する対策も取られるとのことです。
仮想通貨やブロックチェーン活用のSNSが増加
最近では世界最大のSNSであるFacebookが、独自通貨「Global Coin」の発行の計画を発表して注目を集めるなど、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用したSNSサービスが増加しています。
数年後には一般の人々に広く普及すると予想されており、仮想通貨市場にも期待が寄せられています。