Coinbase Walletに新機能!プライベートキーをiCloudやGoogleDriveにバックアップ
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Coinbase Wallet、プライベートキーをiCloudやGoogle Driveでバックアップ可能に
Coinbase Walletの暗号化されたプライベートキーをGoogle DriveやiCouldといった個人用クラウドストレージアカウントで保管しておくことができるようになりました。この新機能によって、ユーザーはデバイスやプライベートキーを紛失した場合に、資金が失われるのを防ぐことが出来ます。
安心してオープンな金融システムを
Coinbase Wallet が導入されたことで、世界中のどこにいても自分の資金を蓄え、アクセスできるといったオープンな金融システムの恩恵をユーザーは受けられるようになりました。
このような恩恵は却ってユーザーの責任が増えることにも繋がります。モバイルデバイスに保存されたプライベートキーは、ブロックチェーンで自身の資金にアクセスする唯一の方法です。 ユーザー自身で管理するCoinbase Walletでは、デバイスを紛失したり12ワードの復元フレーズをバックアップできなかった場合、資金を永久に失うことになります。
しかし、今回のクラウドバックアップにより、復元フレーズを暗号化したコピーを個人のクラウドアカウントで保存することができるようになりました。
プライベートキーはAES-256-GCMアルゴリズムを用いて暗号化されており、Coinbase Walletのモバイルアプリからのみアクセス可能となっています。バックアップはパスワードを使用してのみ復元されます。
尚、プライバシー保護の観点から、Coinbaseがユーザーのパスワードにアクセスすることはありません。また、クラウドバックアップのプロバイダーによって、自身の資金へアクセスされることもありません。暗号化された復元フレーズを使うためのパスワードを知っているのはユーザーだけです。
クラウドバックアップ機能は現在、iOS のiCloudとAndroidデバイスのGoogleドライブをサポートしていますが、将来的には他のクラウドサービスもサポートしていく予定です。
参考サイト:
”https://sludgefeed.com/coinbase-wallet-adds-private-key-backup-functionality/”
”https://blog.coinbase.com/backup-your-private-keys-on-google-drive-and-icloud-with-coinbase-wallet-3c3f3fdc86dc”