三菱UFJニコスとシンクロライフ 食べるだけで暗号通貨が貯まるサービス
<この記事(ページ)は 3分で読めます>
三菱UFJニコスとトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKANが、美味しく食事をした後、クレジットカードで支払いをするだけで暗号通貨がもらえるサービスの実証実験を開始したとのことです。
この実験は、クレジットカードの利用明細データに基づいて利用金額の一部を暗号通貨で還元することを目的に7月25日に開始されました。日本初の取り組みとして、この実証実験の内容を含むシンクロライフの店舗送客の仕組みは特許出願中とのことです。
QRコード読み取り不要 シンクロコインで還元
これまでのシンクロライフ・アプリでは、代金支払い時に店舗から提供されるQRコードを読み取ることで同じアプリのウォレットにシンクロコインが還元される仕組みでした。
しかし、今回の実証実験が成功すれば、カードの決済履歴を用いることでQRコードを読み取る手間が省けるようになります。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000035259.html
シンクロライフが7月から開始しているサービスでは、「食べるだけで暗号通貨が貯まる」サービスを掲げており、同社加盟店で飲食することで会計金額の1%〜5%相当がシンクロコインで還元されるとのことです。
シンクロコインは現在、海外の仮想通貨取引所で上場され、取引されています。
同社はまた、シンクロコインをギフトカードやクーポンに交換できる仕組みも今年中に構築する予定です。
ユーザー・カード会社・飲食店の全てにメリット
GINKANと三菱UFJニコスは、互いの持つ機能やデータベースを活用し、シンクロライフユーザー、シンクロライフ加盟店、三菱UFJニコスのカード会員およびカード加盟店の全員にメリットのある新しいマーケティング戦略の確立を目標としています。
カード決済することで、クレジットカードのポイントに加え還元されたシンクロコイン(SYC)も同時に受け取りが可能になり、利便性の向上やさらなる利用促進が見込まれます。また、カード加盟店の飲食店にとっては、シンクロライフ加盟店にもなることで集客の可能性がより高まるだろう、とのことです。
実現されれば、飲食業界でのキャッシュレス化がますます進みそうですね。今後の動きにも期待です。