ロビンフッドとリバティーXがNY州のビットライセンス獲得
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米国ニューヨーク州金融サービス局(DFS)は24日、手数料無料で知られる証券取引のロビンフッドと、ビットコインATM会社のリバティーXに、州内での仮想通貨事業を許可する「ビットライセンス」を付与したと発表しました。
これにより、ロビンフッドはニューヨーク州でビットコイン(BTC)やイーサーリアム(ETH)を含む7つの仮想通貨の売買や送金サービスを、LibertyXはATMからデビットカードでビットコインが購入できるサービスをそれぞれ提供できるようになります。
ロビンフッド、今後数ヶ月かけてサービス開始
2018年2月に手数料無料の仮想通貨取引を開始したロビンフッドはすでに全米32州で営業を行なっています。
BTCやETH以外にもビットコイン・キャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ドージコイン(DOGE)、イーサリアムクラシック(ETC)などを取り扱っています。
今回のビットライセンス取得でニューヨークでも営業が可能になり、今後数ヶ月をかけて州内でのサービスを開始していく予定とのことです。
ビットライセンス取得について、ロビンフッドの共同創始者で共同CEOでもあるVlad Tenev氏は、当局が取得プロセスにおいて大変協力的であり、「ニューヨークでロビンフッド・クリプトのサービスをローンチするにあたり、今後も引き続き(当局の)指導を仰ぎたい」と述べています。
リバティーX、ATMからデビットカードでBTC購入可能に
リバティーXは、通常のATMからデビットカードでのビットコイン購入を可能にする予定です。ATMからデビットカードで仮想通貨の購入を許可するのはリバティーXが初めてとのことです。
2014年に最初のビットコインATMをローンチしたリバティーXは、今ではビットコインが購入できる、通常のATMやキオスクなどを含む同様の拠点を数千か所保有しているとのことです。
NY州で計16社が許可
今回のロビンフッドとリバティーXのビットライセンス取得で、ニューヨーク州で同ライセンスを取得した企業は16社になります。
2015年に導入されたビットライセンスは、ニューヨーク州の事業免許であり、州が定める
規制ガイドラインに従って州内で仮想通貨を取り扱うことが許可されています。
すでに取得している企業の中には、仮想通貨決済企業のサークルやジェネシス・グローバル・トレーディング、金融サービス会社のスクエアなどが含まれています。
参考サイト:
“https://news.bitcoin.com/new-york-regulator-licenses-robinhood-crypto-libertyx/”
“https://www.ccn.com/empire-state-of-mind-robinhood-wins-new-yorks-coveted-bitlicense-will-now-serve-crypto-traders/”
“https://www.coindesk.com/robinhood-libertyx-receive-licenses-from-new-york-regulators”
“https://cointelegraph.com/news/new-york-financial-regulator-grants-bitlicense-to-robinhood-and-libertyx”