テクニカル分析が通用しない相場展開。BTCはこのまま落ちる可能性もアリ。|パパ山根仮想通貨トレード日記(111)
<この記事(ページ)は 3分で読めます>
1月に入ってから、どうにもこうにもテクニカル分析が通用しづらい展開が続いています。
こういう時に大切なのが「トレードの基本姿勢」。
「わからない時はやらない」
「休むも相場」
そして
「わからないチャートをわかろうとしない」。
人間、わからないものを見ると、本能的に不安に襲われるので、「わからないものをわからないままにしておけない」という心の仕組みが発動します。
でも、「わからないもの」が「命の危険」に近かったのは、太古の狩猟で生きていた原始時代や戦国時代の話で、平成も終わろうかとしている今の時代は、「わからないもの」が、即「命の危険」につながることはほとんどありません。
しかしながら、人間の脳の基本反応やDNAは、そんなに早く進化するものでもなく、実は原始時代からあまり進化してないという説もあります。
なので、「わからないもの」を見ると「わかりたくなる」衝動が、自動反応的に起こってしまうのですが、「わからないチャート」を無理にわかろうとすると、自分に都合のいいように相場を解釈しようとして、客観性を失ったトレードをして、損失を積み上げていくという、「あるある負のループ」に陥ります。
「わからないもの」は、「わからないまま」においておく。この原始時代から続く自動反応をいかにおさえることができるかが、トレードでは大切になってきます。
で、今のチャートがいかに「わからない」かというと……
【BTC/円 4時間足】
19日の夕方に、赤いライン(レンジ上限、逆三尊のネックライン)を抜けて急上昇。
普通の相場展開なら、これだけ続いたレンジを上抜けて、しかもチャートパターン(逆三尊)も形成していたので、かなりの上昇があってもよかったのですが、実際はまったく伸びず。
次に可能性があったのが、赤いラインでのサポレジ転換だったのですが、それも起こらず。
レンジ内に戻ってきてしまいました。
まあ、よくわからんですよね(笑)。
ここまでテクニカル分析が通用しなくなっているので、分析するのもどうかと思うのですが、念のためしておくと。
ピンクの四角で囲った部分が結果として、レンジブレイクのダマシになっているので、本来ならここから下に抜けていく可能性の方が高くなっています。
とはいえ、テクニカルが通用しない相場状況なので、さてどうなるでしょう。緑のラインのようなレンジの可能性も……。
さすがにここまでテクニカルがはまらないと、および腰で手が出せない……。
(ライオンが怖くて立てないw)
もうこれくらいへっぴり腰ですよ(笑)
ということで、今週前半の戦略は、、、、
シナリオ①
ノートレ!!!!
シナリオ②
レンジ下限の白いラインを割ってきたらショート(ストップ、ラインの上)
シナリオ① 90%
シナリオ② 10%
くらいの気持ちの配分ですね(笑)