米国CFTC、社員に仮想通貨取引を許可。一方で先物取引は禁止のまま
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米国のCFTC(米国商品先物取引委員会)は、社員の仮想通貨取引を公式に許可しました。
しかしCBOE(シカゴ・オプション取引所)、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のマーケットにおけるビットコインの先物取引に関しては、依然として禁止としています。
今回の許可には条件があります。
- 信用取引はしないこと
- 仕事で集めた情報を用いないこと
以上の条件つきで今回仮想通貨取引を許可しています。
CFTCの顧問弁護士のDaniel Davis氏は、
「法や政府、委員会の倫理基準を破っていると見なされるような行動は避けるべきであると肝に命じてほしい」
と言及しています。
CFTCの社員の先物取引は依然として禁止のままですが、仮想通貨の取引自体には許可が出ました。
顧問弁護士の発言には、価格変動が激しい仮想通貨市場の状況を今一度認識させることを意図しているようにも思われます。
SEC(米国証券取引委員会)と並んで市場への影響が大きいCFTCだけに、その社員が行う取引も少ない額ではない様に思われます。
こうした動向も一つの情報として把握しておいた方がよさそうですね。
参考サイト:
http://www.businessinsider.com/cftc-just-gave-its-employees-the-green-light-to-trade-crypto-2018-2/
https://cointelegraph.com/news/us-regulator-cftc-allows-staff-to-trade-cryptocurrency-btc-futures-remain-off-limits
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-02-28/bitcoin-futures-regulator-clears-employees-to-trade-crypto-coins