【週刊】やさしい仮想通貨チャート分析:ビットコイン(BTC) 2018.08.14
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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
8月14日10時現在、ビットコインの価格は6,013ドル~6,537ドル(約668,000円〜約726,000円)前後を推移しています。
先週の焦点だった、6,850ドル(約762,000円)も大きく下回ってしまいました。今後の値動きとしては、5800ドル(約643,800円)付近のサポートラインで下げ止まり反転するのか、さらなる下落が起きるか、そこが焦点となりそうです。
この下降トレンドがどこまで続くのか、実際にチャートを使って見てみましょう。
TradingViewより、BitfinexのBTC/USDのチャートで見てみます。
①日足で全体を俯瞰してみる
先ずは日足で見てみましょう。
移動平均線などはまだ引いていませんが、これだけでも大きく下がっていることがわかりますね。
8月14日10時 BTC/USD 日足
②移動平均線を引いてみる
8月14日10時 BTC/USD 日足
移動平均線を3本引いてみました。
① 5日移動平均線(黄色)
② 25日移動平均線(水色)
③ 75日移動平均線(紫色)
それぞれ、短期、中期、長期を表す移動平均線です。
青い矢印のある線が、6,850ドル(約762,000円)のラインです。大きく下回ってしまっているのがわかりますね。
25日移動平均線を5日移動平均線が下抜けており、デッドクロスが出来ていることからも下降トレンドであると見えてきます。
8月14日 BTC/USD日足
その他には、6550ドル(約727,000円)のレジスタンスラインで長い上ヒゲが止まっている(青丸の部分)ことから、何度か上昇を試しつつも失敗していることが読み取れます。
③4時間足でより詳しく見てみる
4時間足でさらに詳しく見てみます。
依然として下降トレンドではありますが、8月13日には一度、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けており、下降が緩やかになってレンジ相場に移行したように見えました。
8月14日 BTC/USD 4時間足
チャートを見てみると、やはり8月8日頃から下降トレンドが弱まり、一時的にレンジ相場になったように見えますね。
レンジ相場と考えると、底値(サポートライン)は8月11日に下ヒゲが綺麗に止まっている6000ドル(約666,000円)付近。しかし、支持点が少なくサポートラインとしては心もとないです。
案の定というべきなのか、14日に再び、5日移動平均線と25日移動平均線でデッドクロスが形成されると、そのまま下落が始まっています。
④サポートラインを引いてみる
気になるのはこの下落がどこまで、続くのかということですが、
直近の安値でサポートラインを引いて見ても、支持点が少ないことから、どこで下げ止まるかが読めない状況となっています。
8月14日 BTC/USD日足
チャートが前後してしまいますが、日足に遡って見た際の6月25日、29日の陰線が止まっている5,800ドル(約643,800円)近くが次の抵抗線になるかもしれません。
まとめ
8月14日時点では、ビットコインの価格は下降トレンドにあることがわかりました。
今後の値動きとしては、5800ドル(約643,800円)付近のサポートラインで下げ止まり反転するのか、さらなる下落が起きるか、そこが肝となりそうです。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、実際にチャートを見てトレードをしてみてください。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、
投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。