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カリフォルニア州、仮想通貨での寄付受付を検討

2018.08.21
カリフォルニア州、仮想通貨での寄付受付を検討

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カリフォルニア州の議員候補者は近いうちに仮想通貨での寄付を受け取ることができるようになるかもしれません。
カリフォルニア州の公正政治実践委員会が、州議員候補者が選挙活動の一部として、仮想通貨での寄付を受け取ることを許可するか否かについて議論しました。

最終判断にはさらに情報が必要

最終的には、この問題全体像を理解できていないとして、委員らは公聴会での決断には至りませんでした。

2014年にすでに連邦選挙委員会は連邦選挙法で候補者へのビットコインなどの仮想通貨での寄付を許可しています。
今回の公聴会では議長のAlice Germond氏は仮想通貨の定義が必要であると述べています。
”私はビットコインをUSドルと同様には考えていないが、ユーロのような通貨として考えている。しかし、これについてはもう少し熟慮が必要でもっと意見を聞きたい。”

仮想通貨やブロックチェーンに対しては前向きな意見

特に委員の一人であるAllison Hayward氏は、仮想通貨を寄付として全面禁止する考えに強く反対し、判断にはもっと情報が必要として次のように述べています。
”仮想通貨は明らかに斬新で機密的なものとして作られているがブロックチェーン技術は、最終的にはとても堅牢な記録の追跡ツールになりうると思っている”

Brian Hatch氏 とFrank Cardenas氏の両委員も、全面禁止の案には反対していますが、最大の懸念として、仮想通貨の不正や詐欺行為を挙げています。

委員会は今年の中間選挙では一件につき100ドルまでの寄付は妥当として、簡易的な合意に達しましたが、差し迫った選挙のない2019年に関してはこれから調査を続けるとのことです。
しかしながら、この提案は今回の議会で正式に決定したものではなく、委員会は来月に再度議会を開き検討する予定です。

仮装通貨での寄付が認められれば国籍を問わず世界各地から寄付を受け取ることができ、候補者らにとってはメリットになると期待できますが、セキュリティや犯罪行為の対策についてはもう少し準備が必要のようです。

参考サイト:
“https://www.coindesk.com/california-is-open-to-allowing-crypto-political-donations/”

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