仮想通貨を差し押さえ 駐車違反金、兵庫県警が全国初
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兵庫県警が駐車違反金の滞納を繰り返していた県内の男性(59)から、3,807円相当の仮想通貨を差し押さえていたことが分かりました。
県警交通指導課によると、駐車違反に関連して仮想通貨を差し押さえたのは今回が全国初とのこと。
対象となった男性は2014年から2016年にかけて4回駐車違反を繰り返し、9万9700円の違反金支払いを求められていましたが応じませんでした。
仮想通貨も法律的に財産だから没収の対象となる
罰金の支払いに応じない場合は、資産の差し押さえとなりますが、男性には預金がほとんどなく、職業も不明でした。
そのため同課は、昨年4月に改正資金決済法が執行され、仮想通貨が法律上財産であると認められたことを踏まえて、男性が業者に預けていたビットコインを含む2種類の仮想通貨を差し押さえたとしています。
車の種類や状況によって駐車違反金は異なってきますが、1回の罰金は通常6000円~27000円の間ですから、、県警が差し押さえた仮想通貨は違反金一回分の支払いにも満たないのです。
価格の最低な時に出金したせいでその金額しか差し押さえられ中たのか疑問ですが、今後、県警は残りの未払い金に対しどう対処していくのか気になります。
参考サイト:
“http://www.sankei.com/west/news/180712/wst1807120040-n1.html”
“https://www.sankei.com/west/news/180711/wst1807110074-n1.html”
“https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32907890S8A710C1CC0000/”