ビットコイン8000ドルを突破 2018年7月以来の高値
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ビットコインの価格は日本時間5月14日、8000ドルを突破しました。これは、2018年7月以来の高値です。
2018年7月以来の最高値を記録
ビットコインは時価総額でも仮想通貨市場全体の半分以上のシェアを占めています。
そのビットコインは、日本時間5月14日14時40分現在、8016ドルを記録しています。
これは、2018年7月以来の最高値です。
5月の初めと比べると5300ドルから8000ドルまで上がっており、50%近い上昇です。
ビットコイン高騰の背景とは?
ビットコイン高騰の要因は大きく3つあります。
1つ目は、米国のトランプ大統領が、2000億ドル(約22兆円)の制裁関税として、10日に中国製品に対する関税を10%から25%に引き上げたことです。
この米中貿易戦争の激化により、リスク回避のためにビットコインが買われた可能性が高いです。
2つ目は、インターコンチネンタル取引所の子会社であるBakktが、5月13日にビットコイン先物開始に向けたテストを7月に実施する予定であることをCEOであるケリー・レフラー氏のブログで発表したことです。
これにより、Bakktのビットコイン先物への期待からビットコインが買われたと推測できます。
3つ目は、ニューヨークで仮想通貨最大規模のカンファレンスConsensus(コンセンサス)2019が現地時間5月13日から開催されたことです。
Consensusは仮想通貨とブロックチェーン業界の主要企業、開発者、創設者、および投資家が参加しており、仮想通貨業界の将来を占う注目度の高いイベントです。それに市場が反応したと考えられます。ここでの発表に注目するとよいでしょう。