TradingViewで直接ビットコイン取引が可能に
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ウィンクルボス兄弟によって設立された仮想通貨取引所Geminiが、仮想通貨取引チャート分析サービスを提供するTradingViewと統合したことを発表しました。
統合により、TradingView上でビットコインなどが取引可能になるとのことです。
Geminiは、機関投資家の顧客がTradingView上で直接仮想通貨取引や投資することを可能にするためにTradingViewと提携したとのことです。
出典:Gemini
GeminiのアイコンがTraingViewの取引パネルと新しい証券セクションに配置されているとのことです。
取引パネル上にあるGeminiのロゴをクリックしてGeminiにログインするだけで、仮想通貨の売買が可能になります。
一方で、TradingViewのユーザーも仮想通貨取引を行うことが可能になりました。
TradingViewは、これまでにも仮想通貨取引所Poloniexと同様の接続を実施しています。
今回の統合によりTradingViewにとっても投資家やトレーダーとのネットワークが拡大することで、大きな前進となります。
統合の結果、1000万人以上のトレーダーにTradingViewの提供するダウンロード可能なスクリプトやチャート作成ツールへのアクセスが予想されています。
TradingView 積極的なサービス拡大
TradingViewは、2011年に設立された投資家向けの世界最大のソーシャルネットワークの一つとなっています。
チャート作成や分析ツールの他にも、ユーザー同士が交流できる機能を提供しています。
同社は、近年急速にビジネスを拡大させています。
仮想通貨取引所Huobiのインデックスなど、提供する仮想通貨インデックスの種類を積極的に増やしています。
2019年6月には、人工知能により算出した最も高いパフォーマンスを示した仮想通貨100銘柄からなるインデックス指数「CIX100インデックス」を追加しました。
Geminiは、2015年にウィンクルボス兄弟によって設立された大手仮想通貨取引所です。
仮想通貨取引の他にビットコイン、イーサリアムのカストディサービスも積極的に展開しています。
大手仮想通貨Geminiと仮想通貨データサービス大手のTradingViewがタッグを組みました。
Web上で接続された両者のユーザーが、直接仮想通貨取引することが可能になります。
セキュリティやサービスの利便性向上とともに、トレーダー間のネットワークの活性化がさらなる仮想通貨市場の成長に貢献することが期待されます。