【5/22今週まとめ】ビットコイン100万円割れ、「金持ち父さん」著者ビットコイン買い増し、バイナンス旅行業界へ進出、Shopify 仮想通貨決済提供へ
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5/18「金持ち父さん」著者、ビットコイン追加購入
世界的に有名な「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者である、ロバート・キヨサキ氏が、金、銀、ビットコインをさらに購入したことを明らかにしました。
キヨサキ氏によると、金は1年後に3,000ドル、銀は5年後に40ドル、ビットコインは3年後に7万5000ドルになると予想しました。
キヨサキ氏はコロナ危機以降、相関関係の高まっており、米ドルの弱気相場を始まれば金、銀、ビットコインは上昇するだろうとしています。
ビットコインには発行上限があるため希少プレミアがつくと指摘し、新型コロナ危機に伴う中央銀行の金融緩和政策や、それに伴うインフレをヘッジする逃避資産としてビットコインに注目しているとのことです。
また、ヘッジファンドは仮想通貨業界への参入は加速しており、2018年比で、2019年のヘッジファンドの仮想通貨運用額の水準は2倍の20億ドルに達しているとのことです。
5/18 テザー、続く1ドル割れ
米ドル連動型のステーブルコイン、テザー(USDT)が1ドル割れが続いています。
テザーは5月15日に1ドルを割り込み依然として1ドル以下で推移しています。
テザー下落の可能性の1つは、ビットコイン先物の買い圧力が継続していることです。
テザーは投資のためでなく取引所で他の資産を購入するためにドルの代わりの通貨として使われています。
ビットコイン先物に対する需要の大きな変化が、一時的にドルとの連動からテザーを逸脱させた可能性があるとのことです。
また、過去数ヶ月間で強まっていたテザーの需要が先細りし始めている可能性も指摘されています。
過去2ヶ月間で、テザー社は35億ドル超のテザーを発行しましたが、5月14日以降テザーの時価総額は700ドル減少しているとのことです。
5/20 バイナンス、旅行会社を合併を発表
大手仮想通貨取引所バイナンスは20日、宿泊施設予約プラットフォームを運営するTravala.comと航空便の予約プラットフォームを運営するTravelbyBitを合併することを発表しました。
バイナンスは、ブロックチェーンを活用したサービスを展開する2社を合併することで、コロナ危機後の旅行と高まる仮想通貨決済の需要に対応するとのことです。
これらのサイトでは、予約時の決済方法に法定通貨以外にビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、バイナンスコインなどを含む25種類以上の仮想通貨の利用が可能になります。
バイナンスは、最終的には200万超のホテルや600以上の航空会社を扱う世界最大級のオンライン旅行会社の展開を計画しているとのことです。
5/22 楽天と連携のShopify 仮想通貨決済に対応
カナダを拠点とするEC最大手のShopifyが暗号資産決済起業Coinpaymentsと戦略的パートナーシップを結んだとのことです。
今回の提携でShopifyの全ての商品の決済手段としてCoinpeymentsの暗号資産決済プラットフォームが提供されることになります。
デジタル通貨決済の導入により、両社の相乗効果による成長が期待されています。
利用可能な暗号資産の銘柄には1800種類に及び、ビットコインやイーサリアムの他、NEMやリスクとなど日本の取り扱い銘柄にも対応するとのことです。
事業者は手数料を抑えながら、より処理速度の速い仮想通貨決済を導入することが可能になります。
Shopifyは、4月7日から国内通販大手の楽天と販売チャネルの連携を開始しています。
5/22 ビットコイン続落で100万円割れ
ビットコインは22日、一時8%近く暴落し、96万円台(8900ドル)まで下落しました。
直近2日間で、10万円ほど下落した形となりました。
その他の主要アルトコインもビットコインに引きずられる形で下落しています。
イーサリアムは200ドルを割り込み、リップルも0.20ドルを回復できずに全面安となっています。
今回の下落でビットコインはサポートラインとなる9,200ドルを割り込んだため、8,000ドルまでの下落を指摘するアナリストも出ています。
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
半減期を終えたばかりのビットコイン はブロック報酬が半減しているため、このまま下落が続く場合は採算ラインを割り込む可能性もあり、事業撤退を余儀なくされる中小マイナーの続出が懸念されています。