【仮想通貨投資】EMA(指数平滑移動平均)の見方を解説
2019.04.11
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EMA(指数平滑移動平均)
・・・・。ここが僕の限界だったみたい。
何一つ理解できないよアヤちゃん。
今までありがとうございました。
何一つ理解できないよアヤちゃん。
今までありがとうございました。
ちょっと!そうやってすぐ諦めるんじゃないわよ。
記号が多くて一見難しそうに見えるけど、計算式自体はド文系の平太さんでもわかる内容よ。
記号が多くて一見難しそうに見えるけど、計算式自体はド文系の平太さんでもわかる内容よ。
ド文系ってひどい・・・。
具体的な例で考えてみたら分かるはずよ。
平太さんがイメージしやすくするために3日間の価格を計算に使用する場合を例にとって考えてみるわね(n=3)。
平滑定数はα=2/(n+1)で求められるので、
この場合は、α=2/(3+1)=0.5となるわ。
ここまではOK?
平滑定数はα=2/(n+1)で求められるので、
この場合は、α=2/(3+1)=0.5となるわ。
ここまではOK?
うん。
上の表を見てね。
まず、1日目は当日含めた過去3日間の単純移動平均(終値の平均値)となるわ。
2日目以降は、
前日の移動平均値+0.5(α)×(当日の終値ー前日の移動平均値)
で算出されるのよ。
まず、1日目は当日含めた過去3日間の単純移動平均(終値の平均値)となるわ。
2日目以降は、
前日の移動平均値+0.5(α)×(当日の終値ー前日の移動平均値)
で算出されるのよ。
なるほど。過去の平均値を使用しつつも直近の価格に比重を重く置いている、というのが分かるね。
でもさ、直近の価格に比重を置いた平均値を出すと何かメリットはあるわけ?
シンプルで簡単な単純移動平均を使えばよくない?
でもさ、直近の価格に比重を置いた平均値を出すと何かメリットはあるわけ?
シンプルで簡単な単純移動平均を使えばよくない?
前回も行ったように、SMA(単純移動平均)は過去の大きな値動きの影響を引きずりがちになったり、
売買シグナルが遅れがちになってしまうことがあるの。
売買シグナルが遅れがちになってしまうことがあるの。
ああそうだったね。
その問題点を解決できるのが、このEMAなのよ。
EMAの場合、過去の価格ほどその影響が指数関数的に減少するのでSMAに比べて直近の値動きに対する反応が早く現れるの。
EMAの場合、過去の価格ほどその影響が指数関数的に減少するのでSMAに比べて直近の値動きに対する反応が早く現れるの。
SMAよりもEMAの方が売買サインを早く確認できるってことだね!
ええ。
一方で値動きに対して敏感に反応しすぎてしまって、ちょっとした価格上昇にもシグナルが出てしまい、
ダマシ(売買サインと逆に相場が動くこと)に合ってしまうこともあるの。
ダマシを減らしたいならSMAや異なるスパンのEMAを併用するのがいいかもしれないわ。
一方で値動きに対して敏感に反応しすぎてしまって、ちょっとした価格上昇にもシグナルが出てしまい、
ダマシ(売買サインと逆に相場が動くこと)に合ってしまうこともあるの。
ダマシを減らしたいならSMAや異なるスパンのEMAを併用するのがいいかもしれないわ。
まとめ
EMA(指数平滑移動平均)とは?
•直近の価格に比重をおいている為、相場の動きに対する反応が早く、トレンドの転換を早く確認できる。
•一方で、微量の変動に振り回される危険性がある。
SMA(単純移動平均)との違いは、EMAは最近の価格比重を置いて、過去になればなるほど比重を軽くして平均値を決定する、という点ね。計算式は以下のような式よ。