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アジアのブロックチェーン関連求人、2017年以来50%増加へ

2018.09.10
仮想通貨と雇用

<この記事(ページ)は 2分で読めます>

仮想通貨の人気によって、雇用にも影響が出ているようです。

人材紹介会社Robert Waltersの発表によれば、アジアにおけるブロックチェーンや仮想通貨関連の求人は2017年以来およそ50%増加しているとのことです。特に、Pythonを扱える開発者への需要が高い傾向にあります。

しかしRobert Walters香港オフィスのJohn Mullally氏は、「ブロックチェーン産業への参入に熱い関心を寄せる人は多いものの、開発者として求められているスキルを実際に持っている人はそう多くはないのです」と言います。

求人サイトを運営するIndeedの発表したデータによれば、アジアのビットコイン関連の求人の関心は、仮想通貨の市場価格が上昇した2017年下半期にピークに達しています。
反対に仮想通貨の価格が下がった昨年末には、ビットコイン関連の求人も減少傾向となりました。
しかしながら、ブロックチェーン関連の求人は依然として上昇傾向にあります。

仮想通貨業界 雇用 グラフ

「ブロックチェーンや仮想通貨関連の検索は上昇傾向にある一方で、ビットコイン関連の求人検索は不安定であるという点において、アジアの状況はアメリカ合衆国の状況と似ている」とIndeedのスポークスマンは言います。

仮想通貨の人気は、雇用にも影響を与えているようです。
開発者への需要がとても高い一方で、なかなか求められているスキルを備えている技術者がそう多くはないのも現状です。
新しい技術への対応を迫られているのは、金融機関だけではないようです。
今後も様々な分野への影響が予想されます。

参考サイト:
“https://www.cnbc.com/2018/08/31/blockchain-jobs-boom-in-asia-even-as-cryptocurrency-prices-struggle-.html?&qsearchterm=bitcoin“

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