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ブロックチェーンで食の安全を! フードサプライチェーンにブロックチェーン技術を導入

2017.08.01
中国でフードサプライチェーンにブロックチェーン技術を導入

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食の安全への注目が高まる今、農薬や添加物の問題など、本当に安全な食品なのかどうかを確かめたいという消費者が増えてきました。

小さい子どもがいる家庭では特に気をつかっていることでしょう。

もし、スーパーの食品売り場にあるすべての食品の、生産・加工・流通がどのように行われてきたのかを知ることができたら、安心で安全な生活を送れることでしょう。

実は、そうしたシステム作りが、仮想通貨に使われている根幹技術「ブロックチェーン」によって実現しようとしています。

近い将来、ある日あなたが購入したチキンがどこで飼育され、加工され、検査されたのかをすべて正確に知ることができるようになるかもしれません。

中国のニュースサイト LeiphoneとJiemianが2017年6月に伝えたところによると、中国企業のZhongAn Technology社が、ブロックチェーンをベースとしたシステムによって養鶏場の全工程を追跡可能にすると発表しました。

中国初のオンライン保険会社であるZhongAn(衆安)社のテクノロジー部門として2016年11月に設立されたZhongAn Technology社の話では、ブロックチェーン技術の応用によって、ニワトリ1羽ごとにIDを付け、生まれと育った養鶏場、加工工場、流通業者といった、ニワトリが生まれてから消費者に届くまでの全過程の情報を記録・追跡するとのことです。

Hangzhou(杭州市)に拠点を置くIoT企業であるWopu社との提携でもあるこのプロジェクトは、具体的な方法としては、ニワトリにデバイスを装着させ、モバイルアプリケーションを使ってブロックチェーンに記録される各トランザクションをチェックしていきます。

これによって、中国農産物業界初のブロックチェーン使用事例が本格展開されることになります。

食の安全への不安が高まった大きな事例の1つに、2014年、上海にあるOSIグループの下請け業者が賞味期限切れの鶏肉を上海や香港、マカオのケンタッキーフライドチキン(KFC)やマクドナルド(McDonalds)に卸していた事件がありました。

しかし、分散管理され、改ざんが難しいブロックチェーン技術を用いて生産工程を記録することで、消費者が簡単にその情報にアクセスできるようになるとともに、食品の産地や賞味期限の偽装が難しくなります。

そのため、食の安全性が高まるとして、ブロックチェーンを使った食品のサプライチェーン管理が期待されています。

 

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