富士通、ブロックチェーン・イノベーション・センターをベルギーに設立
<この記事(ページ)は 2分で読めます>
日本の大手電子メーカー 富士通が、ベルギーのブリュッセルにブロックチェーン・イノベーション・センターを設立したと発表しました。
「ブロックチェーンの利用によってお客様が有する製品やサービスにおけるビジネス変革を実現するため、世界中の様々な企業や研究機関との連携を目的に、欧州の中心であるブリュッセルに設立しました。」
(富士通の公式発表より原文抜粋)
と、その目的を述べています。
厳密には設置自体は富士通の子会社である富士通テクノロジー・ソリューションズが行うとのことです。
発表で、ベルギーでのスマートシティ実現の為、都市における社会・経済・環境的な課題などを調査することで、ブロックチェーン活用による課題解決を顧客と共に進める、としています。
「スマートシティの実現において、公的台帳や選挙登録用の身分証明、スマートコントラクトにおける取引プロセスや監査の自動化が可能なブロックチェーン技術が重要な役割を果たすことは間違いない。」
と、ベネルクス三国の担当者は意気込みを語っています。
富士通は、これまでもブロックチェーン技術開発に注力しており、既にジャパンネット銀行と共同で契約書の承認フローをブロックチェーンで行う実証実験の発表もしています。
これにより、改竄がされていない正式な契約書であることを確認出来るようになります。
世界のさまざまなシーンでのブロックチェーン技術の応用は、都市部でのビジネスと人類の生活スタイルをまさにスマートなものに変えていく大きな影響力を持っています。
参考サイト:
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/03/22-1.html
https://jp.cointelegraph.com/news/fujitsu-launchs-blockchain-developing-center-in-eu
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/02/6.html