7/7開催『ホリエモン仮想通貨祭』@秋葉原 参加レポート

2018.07.13

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先日、7月7日に秋葉原のベルサール秋葉原にて『ホリエモン仮想通貨祭』が開催されました。ホリエモンこと堀江貴文氏を始めとする仮想通貨に精通した著名人5名が、仮想通貨の未来について熱く語りました。

ミスビットコイン「生活費以外はすべて仮想通貨」

第1部では株式会社グラコネ代表取締役で「ミスビットコイン」とも呼ばれている藤本真衣氏が登壇し、仮想通貨初心者向けに講演を行いました。

藤本氏は仮想通貨を広めたいという思いで世界中を飛びまわり、仮想通貨のセミナーを行っています。ミスビットコインと言われるだけあって、世界中の仮想通貨界関係者と親交があり、例えばバイナンスのCEOであるチャオ・チャンコン氏とTwitter上でやり取りするなど日本の仮想通貨業界ではトップレベルの人脈を持っています。

そんな藤本氏はこの仮想通貨祭で「生活費以外はすべて仮想通貨」とも発言し、仮想通貨の浸透は絶対的なものであると示唆しました。講演では仮想通貨以前に「お金」そのものの在り方についても触れられ、仮想通貨の必要性について強く主張していました。

仮想通貨に対して、ネガティブな意見も多く聞こえますが、仮想通貨が普及するのは時間の問題だと感じました。

大石哲之×平野淳也×堀江貴文「仮想通貨の規制には楽観的」

第2部では日本ブロックチェーン協会アドバイザーの大石哲之氏、貿易業の傍ら暗号通貨やベンチャーに投資を行う平野淳也氏、そして堀江貴文氏による対談が行われました。

この対談では仮想通貨に対する規制を中心に話が進められました。

「仮想通貨保有者が亡くなった場合の所有権は?」という話題では、基本的には秘密鍵を知る保有者にしか取り出せない仮想通貨を資産としてどのように扱うかが議論されました。

大石氏によると仮想通貨は所有者本人にしか取り出せないため、保有者の死後の資産相続は難しいということです。ビットコイン長者としても有名なウィンクルボス兄弟は仮想通貨を複数のペーパーウォレットに分けて、いくつかの銀行の金庫に保管するなど、死後に多額の資産を相続する可能性もあるとして見越して厳重に保管しているとのことです。話の中で、イスラエルの企業では取り出せなくなったウォレットの仮想通貨を取り出すサービスについて言及されました。仮想通貨の所有権をめぐってはこれからシステム、サービスが充実していくことが考えられます。

そして多くの人が注目している仮想通貨の規制に対しては楽観的であるという考えを示しました。金融庁に認可された仮想通貨取引所を含め、国内では様々な取引所が「業務命令」を下されていますが、この3人はテクノロジーの発展には通らなければならない道として捉えています。日本で初めてFX取引サービスが行われ、レバレッジ規制などのルールが確立されていったことを例にあげ、仮想通貨も規制が設けられていくことで形になっていくということです。

仮想通貨の規制が行われるたびに仮想通貨に対して批判的な意見が挙げられますが、規制が積み重なっていくことで仮想通貨が世の中に馴染んでいくと思います。

小川晃平×堀江貴文「仮想通貨が日常で使われる瞬間は2,3年後にある日突然訪れる」

第3部では堀江貴文氏と株式会社VALUのCEOである小川晃平氏が対談しました。

仮想通貨の認知度は世界中で上がってきていますが、通貨としてはあまり使用されていません。今回の対談では仮想通貨が日常で使われるようになるタイミングやその機会について主に議論されました。

現在、ビットコインをはじめとする仮想通貨は単なる投機目的になりがちで決済手段として利用する人は少ないです。小川氏は、仮想通貨が価値として不安定であり、そのため価値としては上下するが通貨としては考えないという見解を示しました。

それに対して堀江氏は、ある特定の国の通貨がビットコインに置き換わることは十分にあり得るという見解を示しました。実際にアフリカのベネズエラやジンバブエなどの国では自国の通貨が暴落し、ハイパーインフレに陥ったという事例もあります。法廷通貨の信用性も議論されている今の時代であるからこそ、仮想通貨が法廷通貨にとって代わる可能性はあるということなのです。

では、いつになったら日本で仮想通貨決済手段として使われるでしょう?堀江氏は「仮想通貨が日常で使われる瞬間は2、3年後にある日突然訪れる」と予想しています。LINEがLINE Payを導入したことや、中国でもアリペイなどを使って、QRコードを読み取って決済することが当たり前になってきました。キャッシュレス化が着実と世界で進んでいることが、この予測の裏付けとして挙げられました。実際にどのような形で、その日が突然訪れるのか問われると「metapsやメルカリなど、勢いのある企業が仮想通貨の決済を導入したサービスを展開することで、仮想通貨は決済として普及する」と返答しました。

仮想通貨が実際に決済手段として使われるかどうかは多くの人が気になっていると思います。今回の対談で仮想通貨が日常生活に浸透する未来が見えてきたように思えます。

まとめ

ホリエモン仮想通貨祭では、「仮想通貨のこれまでとこれから」だけでなく、お金の価値や本質についても深く議論されました。どの著名人も、仮想通貨は不完全なものではあるがとても理にかなったもので、いずれは生活に浸透するものだと考えています。この予想は仮想通貨に精通した人だからこそのものだと思います。仮想通貨の社会的なポジションや今後の動向にも注目していきましょう。

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