【2018年注目】意外なあのコインが?今の狙い目は〇〇系仮想通貨だ!

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もしも高騰するコインに、ある「共通点」があるとしたら、知りたくないですか?
今回の記事では、急激な価格上昇を見せ、
かつ安定したパフォーマンスを上げる傾向にあるコインの「共通点」を特別にお教えしたいと思います。
まずは下のチャート画像をみて下さい。
これは「とあるコイン」の2017年7月からの半年間のチャートです。
チャートからお分りいただけるように、2017年7月1日にICOが行われたこのコインは、ICOからの半年余りの期間で145倍もの高騰を見せています。
ものすごい急激な上昇率ですよね。
ICO時からこのコインに目をつけていたとある方は、ICO時に70万分を購入し、6ヶ月後に億り人になったそうです。
しかし実際、ICO価格から100倍以上の価格をつけるコインは珍しくありませんよね。
ではなぜ今回このコインに着目しご紹介するかというと、上昇率が高い上に、他のコインにはなかなか見受けられない優れた点がもう一点あるからなんです。
目次
ICOによる熱狂にとどまらない安定感を見せる「あるコイン」の正体とは?
このコインのチャートをもう一度見てみましょう。
価格の上がり方で特徴的なのが、ICOからすぐには急激な上昇を見せていない、という点です。
ICO直後にやや価格が上がったものの、その後3ヶ月間0.1〜1ドル付近をさまよった後、大きな価格上昇を見せています。
これが意味するところは、ICOの熱狂が冷めても順調に価格を伸ばし続けた優良コインである、ということです。
ちなみに2018年9月13日時点のこのコインの価格は約10ドルであり、ICO直後に購入して価格のピーク時を越えた現在に至るまで保持していたとしても、10倍以上の利益を得ることができることになります。
このようなことからも長期にわたって安定したパフォーマンスを出していることがお分りいただけるかと思います。
このコインの正体は、「〇〇系通貨」
その通貨はずばり、BNBトークンです。
BNBトークンは、世界最大級の仮想通貨取引所である Binance(バイナンス)が発行するトークンです。
BNBトークンのように仮想通貨取引所が独自に発行する通貨は取引所系通貨と呼ばれています。
BNBトークンに限らず、取引所系通貨には価格推移が安定している通貨が多く、保有することでユーザーは配当や手数料割引など、株主優待のようなメリットも享受することができます。
そんな取引所系トークンの魅力をさらに詳しく説明していきたいと思います。
仮想通貨取引所系トークンならではの魅力・メリット
その1 買い戻しにより定期的に供給量がコントロールされる
取引所系トークンの中には「買い戻し」という制度を採用しているトークンが多いです。
買い戻しとは、取引所が収益の一部を利用して、発行したトークンを定期的に買い戻し、バーンする、という仕組みです。
これにより、トークンの流通量(供給量)が減少するため、需給の関係からトークンの価格が上昇する可能性があります。
短期トレードの手法で取引所系トークンの売買で利益を出したい場合、買い戻しが行われる直前の時期を狙ってトークンを購入する、というのは一つの戦略かもしれません。
その2 需要が比較的安定している
発行元の取引所を利用する際の手数料割引など、トークン保有メリットが取引所利用者にとって便利なものであるため、取引所利用者数が安定している限り、トークンの需要も比較的安定していることが特徴としてあげられます。
そのためその他の仮想通貨に比べてパフォーマンスが安定しており、暴落等、相場の影響を比較的受けにくいことが魅力となっています。
取引所系トークンを購入する際は発行元が規模の大きな取引所であるトークンをなるべく選びましょう。
その3 取引手数料の割引
多くの取引所系トークンでは保有者に対し、発行元取引所利用時の取引手数料の割引を特典として与えています。
頻繁に利用する取引所が発行するトークンを保有することで、大幅に取引手数料を節約することができる場合もあります。
その4 新規に上場する銘柄への投票権
取引所によっては独自トークンの保有者に対し、新規に上場する銘柄への投票権を与える取引所もあります。
取引所トークン保有者は自分の推している仮想通貨に一票を投じることができます。
その5 配当
中には取引所が得た手数料収入の何割かを配当として、独自トークン保有者に還元する取引所も存在します。
配当、手数料割引のどちらかのシステムを採用している独自トークンが多いように見受けられますが、KuCoinが発行するKCSトークンでは、手数料割引と配当のどちらも採用されています。
海外の代表的な仮想通貨取引所系トークン
海外の代表的な仮想通貨取引所系トークンをいくつかご紹介していきます。
BNBトークン(Binance)

ICO価格からの急激に価格が高騰したことでも知られており、取引所系通貨が注視されるきっかけともなりました。
配当はありませんが、手数料割引が適用されます。1年目は50%オフとなり、2年目以降は割引率が10%ずつ減少していきます。
通貨名 | BNB |
発行上限枚数 | 2億BNB |
手数料割引 | 1年目は50%オフ(2年目以降割引率減少) |
配当 | × |
投票権 | ○ |
買い戻し | 四半期ごとに利益の20% |
ICO価格から最高値までの上昇率 | 145倍 |
HTトークン(Huobi)
HTトークン(Huobi Token)は、香港に拠点を置く大手仮想通貨取引所であるHuobiが発行する独自トークンです。
Binanceほどではありませんが、HTトークンもICO価格から4倍の値まで上がっています。
BInanceと同様に、四半期ごとに取引所利益の20%を利用し、トークンの買い戻しが行われますが、買い戻されたトークンはバーンされず、ユーザーを保護するための準備金として利用される、という点が特徴的です。
通貨名 | HT |
発行上限枚数 | 5億HT |
手数料割引 | 10%~50%オフ(ただしVIP会員に限る) |
配当 | × |
投票権 | ○ |
買い戻し | 四半期ごとに利益の20% |
ICO価格から最高値までの上昇率 | 4倍 |
OKBトークン(OKEx)
OKBトークンはOKExが発行する独自トークンです。
OKBトークンは手数料割引がない代わりに、配当制度を導入しています。OKBトークンの保有量に応じ、毎週取引手数料収入の50%がトークン保有者に対して分配されます。
2018年3月にICOが行われたため、まだ歴史が浅く、大幅な価格上昇も経験していないため、この先大きな価格上昇が起こるポテンシャルは多いにあるのではないでしょうか。
通貨名 | OKB |
発行上限枚数 | 10億OKB |
手数料割引 | × |
配当 | 取引手数料収入の50% |
投票権 | ○ |
買い戻し | × |
ICO価格から最高値までの上昇率 | 1.1倍 |
KCSトークン(Kucoin)
KCSトークンはKuCoinが発行している独自トークンです。
ICO価格から最高値までの上昇率は25.6倍です。Binanceに比べると上昇率は低いですが、Binanceが6ヶ月で145倍になったのに対し、KCSトークンはたった3ヶ月で25.6倍にまで上昇しており、かなり早いスピードで価格が上昇したことが伺えます。
KCSトークンは取引所トークンの中では珍しく、手数料割引、配当の両方を取り入れています。
最大30%の手数料割引を受けることができ、1000KCS保有ごとに1%の割引が適用されます。
通貨名 | KCS |
発行上限枚数 | 1億8000万KCS |
手数料割引 | 最大30%オフ(1000KCS保有ごとに1%割引) |
配当 | 取引所手数料収入の50% |
投票権 | × |
買い戻し | 四半期ごとに10% |
ICO価格から最高値までの上昇率 | 25.6倍 |
国内の代表的な仮想通貨取引所系トークン
海外に比べると数は少ないですが、国内の取引所でもいくつか独自トークンを発行している取引所があります。
QASH(QUOINEX)
QASHは仮想通貨取引所をはじめとしたQUINEX社が提供するサービス内(LIQUID, Qryptos, Quoinex)で利用することができるトークンです。
たった3日間のICO期間で134億円もの資金を調達したことで一躍有名になりました。
現段階では手数料割引、配当ともに実施されていませんが、トークン保有者は現在開発中であるLiquidプラットフォーム内で優先的に恩恵を受けることができます。
通貨名 | QASH |
発行上限枚数 | 10億QASH |
手数料割引 | 予定あり(Liquidプラットフォーム、Qryptos, Quoinex) |
配当 | × |
投票権 | × |
買い戻し | × |
ICO価格から最高値までの上昇率 | 5倍 |
ZAIFトークン(Zaif)
ZAIFトークンはその名の通り、国内仮想通貨取引所であるZaifが発行している独自トークンです。
特に使い道のないトークンである上に、価格もICO価格割れしているため、購入することで得るメリットは他の取引所系通貨に劣ります。
通貨名 | ZAIF |
発行上限枚数 | 7800万ZAIF |
手数料割引 | × |
配当 | × |
投票権 | × |
買い戻し | × |
ICO価格から最高値までの上昇率 | 0.9倍 |
国内系と海外系、どちらの独自トークンがおすすめか
国内取引所の独自トークンは数自体が少なく、また、その中でもトークンホルダーにとって旨味のあるものが少ないため、海外取引所の独自トークンの方がおすすめであるといえます。
ただ海外取引所トークンの場合、そのトークンの発行元取引所を日本人が利用することができないこともあります。
その場合、トークン保有メリットを十分に利用することができないため、取引所トークンを購入する前、購入元取引所についてきちんと調べておきましょう。
今後急騰する可能性のある取引所通貨はずばりこれだ!
今までご紹介してきた取引所通貨はすでに一度急激な価格上昇を経験しています。
しかし、これから取引所系通貨に投資してみたい!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために今回はこれから価格が急騰する可能性のある取引所系通貨もご紹介します。
それは、BZトークンです。
BZトークン(Bit-Z)
BZトークンはシンガポールの取引所であるBit-Zによって発行されている独自トークンです。
手数料割引、配当制度に加えて、取引マイニングを採用している点が特徴的であるといえます。
取引マイニングとは、Bit-Z内で特定の通貨ペアを取引した際に発生する手数料がBZトークンとしてユーザーに還元される、というシステムです。
還元率はBZトークンの発行数が増えるごとに減っていく仕組みになっています。
Bit-Zを頻繁に利用するユーザーにとっては非常においしいシステムですよね。
このBZトークン、ICOが2018年6月に行われたばかりであり、未だ急激な価格上昇を経験していないため、今後価格が急騰するポテンシャルは大いにあると考えられます。
今から取引所トークンに投資したい!と考えている方にはおすすめのトークンです。
通貨名 | BZ |
発行上限枚数 | 12億BZ |
手数料割引 | 50%(5000BZ以上保有者が対象) |
配当 | 取引所利益の20% |
投票権 | × |
買い戻し | 取引所利益の20%を予定 |
ICO価格から最高値までの上昇率 | 0.93倍 |
仮想通貨取引所系トークンまとめ
いかがでしたか?
取引所独自トークンはトークン自体の価格の安定性、上昇率といった収益的な面の魅力だけでなく、取引所を利用する際に受けることのできる恩恵も多く持ち合わせていることが特徴です。
乱降下している最近の仮想通貨市場ですので、この期に取引所系トークンの購入も検討してみてはいかがでしょうか?