ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォーク完了でブロックサイズ増大、Opコードも変更
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ビットコインキャッシュ(BCH)は15日、協定世界時16時14分のMTPタイムスタンプ1526400000の次のブロックからハードフォークを開始しました。
今回のハードフォークにより主に2つのアップグレードが行われました。
1つ目の変更点は、ブロックサイズが8MBから32MBへと拡張されました。
2つ目は、ビットコインスクリプトのオペレーションコード(Satoshi OP_codes)が追加されたことです。
ビットコインキャッシュ(BCH)はそもそも、ビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題をブロックサイズを大きくすることで解決する目的でできたコインです。
よって、ブロックサイズの増大に関してはその方針に従った結果と言えるでしょう。
また、オペレーションコードの変更点の1つに、OP_RETURNというコードのデータサイズの拡張があります。
これを受けて、送金履歴に追加で情報を書き込むことが可能になります。
オペレーションコードが変更され、スマートコントラクトに似たような機能が実用化されれば、イーサリアムの競合相手になる可能性もあるかもしれません。
大きな混乱もなくスムーズにハードフォークは決行されましたが、今後どのような影響が出るか注目ですね。
参考サイト:
https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-cash-hard-fork-increases-block-size-reactivates-op-nodes
https://www.bitcoinabc.org/2018-04-01-upgrade/