<この記事(ページ)は 2分で読めます>
オーストラリアでは、1200軒の新聞販売店でビットコイン、イーサリアムの購入が可能となりました。
実現させたのはオーストラリアの仮想通貨取引所bitcoin.com.au。
同社は2016年中旬から店舗でビットコインを購入するためのインフラを構築してきました。
顧客はウォレットをダウンロードし、店舗に設置されているiPad miniでウォレットのQRコードを読み取ります。
必要なのは最低購入額の50ドルと電話番号やe-mailアドレスだけ。
約20分ほどでウオレットに入金されるということです。
キャッシュでその場で仮想通貨を購入できる
bitcoin.com.auのCEOであるRupert Hackettは、実店舗で仮想通貨の購入を可能にすることにより、信用度と便利度が増すと話します。
今まで全くのデジタル世界のモノで受け取ったかどうか実感できないというイメージがあった消費者にとっては、手元で実態のあるものになり、信用度が増すことを期待しています。
そして、既に仮想通貨所有者であった消費者には、より便利な仮想通貨の購入手段が提供可能になります。
これまでATMでもキャッシュと引き換えにその場でウォレットに入金される購入方法はありましたが、販売のみを目的にした端末、使い方としては日本の電子マネーやおさいふ携帯と似ているかもしれません。
オーストラリアだけでなく、今後世界中で仮想通貨が実店舗で購入することができるようになると考えられます。
また、それに従って今まで仮想通貨を購入したことがない仮想通貨の保有者が増加すると考えられます。
仮想通貨の販売形態の変化、発展にこれからも注目です。