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ビットコインは200ドル下落、2週間ぶり最安値

2018.10.30
ビットコインは200ドル下落、2週間ぶり最安値

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2週間近い6400ドル付近での停滞が続いていたビットコインですが、とうとう下落方向へ動き出しました。
ビットコインの市場価格は200ドル近く下落し、2週間ぶりの最安値6243ドルを付けました。

停滞からの下落は想定外?

今月後半の14日間、ビットコインは6590ドルから6403ドルのレンジで停滞していました。
CoindeslkのBitcoin Proce Index(BPI)によると、これは2017年4月以来の最もボラティリティの低い動きでした。
ビットコイン価格の下落には驚きの声もあります。
このところの仮想通貨相場は、2008年の金融危機以来の最悪の月に終止符を打とうとしている株式市場と連動する動きを見せていたからです。

ビットコインの動きが他の通貨にも影響

仮想通貨相場は、ビットコインが下落の動きを見せた数時間の間に、他の仮装通貨にも共通の下落の動きが波及しました。
ETH、XRP、そしてbitcoincash(BCH)などの主要な通貨は全て24時間以内に3%以上下落したとのことです。
Litecoin(LCT)は主要コイントップ10の中で最も大きく下落し、24時間で5%の下落しました。
CoinMarketCapによると、仮想通貨市場の時価総額は24時間で3%以上下落し、2030億ドルとのことです。

残されたサポートレベル

ビットコイン下落サポートレベル

長期に渡った安定期はようやく終わりを迎え、下落方面へ動き出しましたが、まだベア相場への突入を食い止めているいくつかのサポートレベルがあるといいます。
現在のビットコインの価格がさらに下落するには2つのテクニカルな障害物があると言います。
対照的なレジスタンスライン(白い点線)と6200ドル付近の安定ゾーン(青のライン)です。
大幅下落の後、価格はトレントラインまで戻り、過去のデータから検証する”backtest”から算出されたサポートラインを試すかたちとなっています。
ビットコインが、6300ドルまで値を戻したことは、最近のシナリオ通りと言えそうです。
今後、トレンドラインから大きく跳ね上がれば上昇相場も考えられますが、三角形の内側へ引き込む方向へ動き始めるとベア相場に突入するかたちとなります。

短期サポートレベルと4ヶ月間の上昇トレンドライン

下落した後しばらく安定していたビットコインは、10月15日に一時、月間最高値の700ドル手前まで価格を押し上げ、短期のサポートレベルを形成しました。
もし、このレベルを下回れば、さらに4ヶ月間の上昇トレンドライン(白い上昇線)がもう一つのチャンスとなります。

長い停滞期の後、ついに動き始めたビットコイン。
結果は下落方面でした。
残されたサポートレベルを下回り本格的なベア相場に向かってしまうのか、注目が集まります。

参考サイト:

“https://www.coindesk.com/bitcoin-price-drops-200-to-hit-two-week-low/”
“https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/”

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