11月のビットコイン価格は、3か月連続のベア相場からの回復となるか
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ビットコインは2015年以来の3か月連連続の下落相場を記録して10月を終えました。
しかし、11月のビットコイン相場には期待できるかもしれません。
BTCは3ヶ月連続下落の後は上昇のパターンをくり返すのか?
コインデスクのBitcoinPraiceIndex(BPI)によると、ビットコインは10月1日の6606ドルから4.32%下落の6320ドルで10月末日を終えました。
8月と9月の下落率はさらに大きく、それぞれ9.22%と5.8%でした。
ビットコインが最後に3か月連続の下落相場に苦しんだのは、2015年の上半期のことでした。
その当時、ビットコインは3月、4月、5月で平均で250ドル、それぞれ4%、2.8%、2.7%の下落率でした。
上のチャートで見られるように、今年10月の4%の下落は直近3か月の中で最も低い下落率でした。
さらに付け加えると、2015年は3か月連続下落が続いた6月以後は14%の上昇を見せました。
季節性の分析とテクニカル調査によると、ビットコインは今回もこのパターンを繰り返し、3か月連続下落後の11月に再び上昇する可能性があるとのことです。
歴史的に11月は上昇することが多い
歴史的なデータで見ても、BTCは2011年を覗いて、8.6%下落した後の11月に上昇していることが多いとのことです。
さらに、ビットコインは2013年の11月には過去最高の467%という上昇率を記録しています。
BTCは直近5ヶ月間、21ヶ月指数平滑移動線を維持
ビットコインは21ヶ月指数平滑移動線(EMA)を直近5ヶ月間に渡って維持しています。
これにより、ボトムは6000ドル付近であるということが言えるようです。
10月のビットコイン価格が、5ヶ月と10ヶ月EMAに重なっていたにも関わらず、ベア相場突入を避けて終わったということを考慮に入れると、このような見方はより一層実現性を帯びてきます。
低いボラティリティが続く限りは先行き不透明
一方では、マンスリーチャートでビットコイン価格が9月の最高値7402ドルと21ヶ月EMAの間で停滞している限り、まだどちらとも言えない部分が残されています。
狭い価格幅が長く続くほど低い価格でのボラティリティが続くだろうとのことです。
多くのボラティリティ指数がすでに直近2ヶ月間で年初来の最低値を記録しました。
日足価格のボラティリティは先月、7日間連続で100ドルを下回りました。
これは、2017年4月以来の長期間とのことです。
3ヶ月連続下落を記録したビットコイン価格、過去のパターン通り11月に上昇を見せるのか、しっかり見守っていきたいですね。
参考サイト:
”https://www.coindesk.com/bitcoin-price-may-break-three-month-losing-streak-in-november/”
”https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/”