仮想通貨市場全体の評価が下がる中で、ビットコインは安定した支持率を得ている
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変動する仮想通貨市場
8月19日午前0時からの24時間で仮想通貨市場全体の時価総額は2130億ドルから2150億ドルへと微かな減退を見せましたがビットコインやイーサリアムは依然、安定を保っています。むしろ市場全体は下向きの動きを見せたにもかかわらず、リップルやEOS、イーサリアムやビットコインキャッシュなどの主要通貨は1から5%程の価格上昇を見せました。
大きな揮発性を披露したトークンたち
今週初めに、VeChain、オントロジー、DigixDAO、Nano、0x、BTAなどのトークンはビットコインに対してとてつもなく強力なパフォーマンスを記録しました。特定のVeChainとオントロジーの価格は米ドルに対して70%以上上昇し、ビットコインとイーサリアムに対して30~60%の利益を記録しました。しかし、8月18日に起きたビットコイン価格の急騰(5,850ドルから6,400ドル程まで)による投資家たちの過度な反応や、マイナー是正措置のために、トークンの価格が急落する可能性も懸念されています。
専門家の分析
仮想通貨トレーダーとXFマーケットメーカーの取引アナリスト、アレックス・クーガー氏はビットコインの是正措置は、他の主要仮想通貨トークンの為の休憩所のようなものを提供しているので市場全体に大きな影響をもたらしているのは事実ですが、ビットコインの取引額が6,000ドルを越えることがその後の安定につながるかどうかは定かではないと強調しました。ビットコインが6,600ドルを切ったことが仮想通貨市場全体をカードハウスのようなものに変えてしまいましたが、過度な売り出し傾向が今後急激な価格変動を生むことはないだろうと主張しました。
ビットコインは過去8ヶ月のうちに3回ほど6,000ドルを切っています、毎回そこから大きな売り出し傾向は生まれておらず、しっかりと6,000ドル以上に回復しています。何人かの研究者は将来、ビットコインが9,000ドルに達する可能性も見えてきていると理論付けています。一方で、市場全体のトークンや主要な仮想通貨の安定性と揮発性をテストし、バブルのようなものを未然に意防ぐことが必須になるだろうと彼は述べました。
第3のベンチャーファンド?
今週初め、CCNはデジタル通貨グループのグレースケールをのぞいて、仮想通貨市場の20億ドルのヘッジファンドの一つであるPantera Capitalの90人程の投資家から714,55億ドルを調達し、175百万ドルの『第3ベンチャーファンド』を設立しようとしていると報告しました。
グレースケールとPantera Capitalの両者は、下半期の仮想通貨市場のパフォーマンスに大きな影響を及ぼしたと言われている弱気な市場全体が、機関投資家と小売業者の貿易需要のが減少には影響を与えていないと主張しています。
参考サイト
https://www.ccn.com/valuation-of-crypto-market-slightly-declines-but-bitcoin-price-shows-stability/