【2018年】ビットコインの半減期はいつ?~仕組みから価格推移まで徹底解説

2018.07.20
ビットコイン 半減期

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ビットコインの半減期という言葉を聞いたことがありませんか?ビットコインにはマイニング報酬が半額になるという「半減期」が存在します。この「半減期」によってビットコイン、仮想通貨市場が大きく変化する可能性があるのです。今回はこの「半減期」の仕組みと市場への影響について徹底解説します。

ビットコインの半減期とは

ブロックチェーンとビットコインの関係

まずブロックチェーンの仕組みについて思い出してみましょう。ブロックチェーンはトランザクションの連なりでした。つまり、AさんがBさんに○○BTC送ったという取引情報がチェーンとなって連なっている状態のことを指します。

このチェーンに新しくブロックを加えるとき、マイニングが必要となります。マイニングとは、ブロックを作成するために暗号を解く作業です。マイニングを行うマイナーたちはハッシュ関数から成る暗号を解くことに成功するとブロックを新しく生成することができ、その報酬としてビットコインを獲得します。ビットコインはマイナーの報酬として毎回新しく生まれるのです。

ブロックチェーンとは?

このとき生成されるビットコインの量は4年ごとに半分に減少します。このことを半減期といいます。ビットコインの1回の生成量は初めてビットコインが生成されたときから4年おきに半減しており、2008年に発行され始めた時には50BTCだった報酬が2012年には25BTC、2016年には12.5BTCとなっています。

厳密にいうと、システムの仕組みとしてはビットコインのブロックが21万ブロック生成されたときに半減期が起こるようになっています。ビットコインのブロックは10分に1度作成される仕組みになっているため、21万×10分=4年たつと半減期が起こる仕組みになっているわけです。ですから、ブロック生成が早まることや遅くなることで半減期もその傾向に合わせて前後します。

ビットコインに半減期が存在する理由

そもそもなぜビットコインの報酬が半減するのでしょうか。その理由はビットコインの需要と供給のバランスをとり、価格の急激なインフレーション(価格の暴騰)を避けるためです。下の需要供給曲線をご覧ください。

ビットコインは発行されて、人気(需要)が上昇するほどその価格は上昇していきます。ビットコインの総発行量はあらかじめ決まっています。金や石油の採掘でもそうですが、採掘量があらかじめ決まっていて有限であるものであるほどその需要は高まり、価格は上昇します。

ビットコインも同様で有限であるとシステム上決まっているためにその希少性から価値が高まるという仕組みになっています。ビットコインの最初のマイニング報酬は50BTCでしたが、もしビットコインのマイニング報酬が50BTCのままであればインフレーションがより急激になると考えられます。その理由はビットコインがすぐに総発行量に達してしまい、希少性が一気に高まるためです。半減期が無ければ8年間で総発行量に達する計算になります。

インフレーションが急激に起きたとき、その価格の上下に市場が大きく左右されるなどの減少が起こってしまう可能性があります。そこで半減期によってマイニング報酬を4年に1度半減させ、市場にでるビットコインの量を緩やかにすることでビットコインの急激なインフレーションを避けているのです。現状では、最後のビットコインのマイニングが終了するのは2140年になると考えられています。

ビットコインの半減期はいつ起こるの?

ビットコインの半減期はいつ起きているか

ビットコインの半減期はビットコインが最初にマイニングされた2008年から2012年11月28日、2016年7月8日とほぼ4年おきに起こっています。その半減期に合わせて報酬も2008年の50BTCから25BTC、12.5BTCと減少しています。

次の半減期はいつ?

現在の計算では次のマイニングは2020年の4月に起こる予定です。前回の半減期は2016年7月でしたから少々期間が短くなっているといえるでしょう。半減期の計算や次の半減期の予測は以下のリンクでチェックすることが出来ます。

“http://bitcoinclock.com/”

ビットコインの半減期が価格に与える影響って何?

過去の半減期の市場への影響は?

それでは半減期は市場にどのような影響を与えるのでしょうか。市場への影響は大きく2点あると考えられます。

1、ハッシュレートの減少

半減期とはビットコインのマイニング報酬が半減するということです。つまり、マイニングを行うマイナーにとっては報酬が半減し、損をする可能性があるということです。そのため、マイナーのマイニングの採算が取れなくなってしまう可能性があります(マイニング報酬よりもマイニングのコストの方が高くなる)。

この場合、ビットコインのマイニングをしようというマイナーが減少しビットコインの採掘速度であるハッシュレートが落ちてしまう可能性があるのです。一般的にハッシュレートが落ちるとその仮想通貨の信用度が低いとみなされ、価格が下がる可能性があります。

 

2、ビットコインの需要の増加

ビットコインの発行量が半減するということは市場への供給スピードが下がるということです。そのためビットコインの需要が増加し、ビットコインの価格が増加する可能性があります。

以上の通り、半減期が起こった場合は2通りの動きが予測されるのです。では実際はどのような動きをしたのでしょうか。過去の半減期のビットコインの価格の動きを見てみましょう。

 

【2012年11月28日の価格】

2012年の半減期の前後では価格は大きな変化がないように見えます。11月28日を挟んで価格は3ドル(約240円)増加した程度です。あまりビットコインの半減期は影響していないように見えます。

チャート:”https://www.buybitcoinworldwide.com/price/”

 

【2016年7月8日の価格】

2016年の7月の前後では価格は大きく変化しています。半減期の7月8日以前には440ドルから768ドルと、価格が約300ドル(約3万円)以上高騰しています。また、その後も半減期の前よりずっと高水準で価格が動いています。この動きは7月8日の半減期を起点に動いていますので少なからず半減期が関わっているといえそうです。

ビットコイン価格

 

チャート:”https://www.buybitcoinworldwide.com/price/”

 

次に、2012年と2016年のハッシュレートを確認してみましょう。

 

【2012年11月28日のハッシュレート】

2012年11月のハッシュレートを見てみると11月28日を境目に大きく下がっています。

チャート:”https://www.blockchain.com/ja/charts/hash-rate?timespan=all”

 

【2016年7月8日のハッシュレート】

2012年の半減期ではハッシュレートが大幅に下がったことと比較して2016年7月の半減期では一時的に少し下がってはいるものの、そこまで変化はなくむしろ上がっているともいえます。

チャート:”https://www.blockchain.com/ja/charts/hash-rate?timespan=all”

 

以上の価格とハッシュレートの動きから考えられることは、2012年では需要は高まったものの、まだ注目度も低く価格も高くはなかったためにハッシュレートが減少したということ。その一方で2016年は需要が高まった上に注目度が高く、価格もある程度上昇していたためにハッシュレートは減少せず、むしろ増加したということです。

仮想通貨全体で価格停滞も、ビットコインのハッシュレートは過去最高

次の半減期は価格にどんな影響を与える?

次の半減期は2020年の4月に起きる予定ですが、ビットコインの価格はどのような動きをするのでしょうか。2012年と2016年の価格やハッシュレートの動きから分析すると2020年の半減期では価格が上昇する可能性が高いです。その理由は

1、2016年より価格が高水準であると予測されること

2、マイニング機器の性能が上がり、より低コストでマイニングが出来るようになっていると考えられる。

ということです。現在(2018年7月)のビットコインの価格は約6734ドル(75万円)となっており、2016年当時の価格から2倍近く価格が上昇しています。この価格が2020年までに大幅に下がることがなければ2016年と同様、もしくはそれ以上の価格の上昇が予測されるのです。また、現在マイニングの技術開発が非常に進んでいるために2020年までにはよりマイニングコストが減少すると考えられます。そのため、マイナーにとってコストが利益を上回って損をするということが起こりづらいと考えられるのです。

ビットコインの半減期についてまとめ

ビットコインの半減期は4年に一度起こる、マイニング報酬が半減する時期のことです。次回の半減期は2020年ですが、これまでの動きを踏まえると価格が上昇することが期待されます。みなさんも半減期を機にビットコインの購入を検討してみると良いのではないでしょうか。­

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