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ウォール街の機関投資家はビットコインは底を打ったとの見方

2018.10.08
ウォール街の機関投資家はビットコインは底を打ったとの見方

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米国調査会社のFundstrat Global Advisorsの最近の調査によると、機関投資家は、ツイッターの仮想通貨コミュニティのメンバーよりもビットコイン(BTC)に対して楽観的な見方をしていることがわかりました。
Fundstrat Global Advisorsの最高責任者であるトム・リー氏がCNBCのインタビューで明らかにしました。

楽観的な機関投資家

トム・リー氏は25の機関投資家と9月30日に実施したツイッターの公開調査で9500人から回答を得ました。
その結果、機関投資家の回答者のうち54%が、ビットコインはすでに最低価格をつけていると考えており、仮想通貨に対して楽観的な見方を示しているとしています。
また、機関投資家の回答者のうち57%がビットコイン価格は15000ドルから2019年末までに高騰すると考えていると述べました。

慎重派の仮想通貨コミュニティ

機関投資家とは対照的に、ツイッターの仮想通貨コミュニティは、ビットコインに対してあまり楽観的な見方はしておらず、回答者の66%がビットコインは今より下落する可能性があると考えているとのことで、ビットコインが2019年末までに15000ドルに達する可能性があると考える回答者は40%にとどまりました。

取引高はすでに機関投資家が上回っている

先日、ブルームバーグによって発表されたように、10万ドル以上の仮想通貨取引高はすでに機関投資家が大口の個人投資家を上回ったことが明らかになっています。
ヘッジファンドなどのオーソドックスな投資家は、店頭販売取引を介して仮想通貨に参入していると言われています。

トム・リー氏の予想は?

トム・リー氏は、以前から名言している通り、ビットコインは2018年末までは22000ドルから25000ドル付近で取引されるだろうと強調し、さらにもう一つの主要コインであるイーサリアムについても楽観的な見解を示しました。
イーサリアムはトレンドに逆らい堅調に上昇し、2018年末までに1900ドルに達するだろうとのことです。

ウォール街の機関投資家は、ビットコインに対して楽観的な見方をしていることがわかりました。
仮想通貨コミュニティはこれとは対照的な見方をしており、どちらが正しい予想をしていたのか、今後の動向に注目が集まります。

参考サイト:
“https://www.cnbc.com/2018/10/04/wall-street-thinks-cryptocurrencies-have-bottomed-but-twitter-users-doubt-it-survey-shows.html”
“https://cointelegraph.com/news/fundstrat-survey-54-of-institutional-players-think-bitcoin-price-has-already-bottomed”

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