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EOS、メインネット立ち上げも立ち往生気味に

2018.06.16

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

EOS、メインネット立ち上げ後も混乱続く

メインネット立ち上げ直前に致命的なバグが見つかるなど、物議を醸したEOSですが、メインネット立ち上げ後も少し混乱が生じているようです。

一体なぜなのでしょうか?


EOS公式サイト

EOSの承認方法dPoSに原因

イオスのメインネットは最終的に6月10日に立ち上げられましたが、依然としてうまく機能していないようです。

その原因はイオスの承認方法にあるようです。

イオスの承認方法はdPoSと呼ばれ、(投票により)委任されたノードによるPoSであり、21個のノードが選ばれる仕組みです。

メインネット立ち上げ後、イオスのプラットフォームが動くには、1.5億EOS(EOSの発行枚数は10億枚)が21のノードを選ぶ投票に参加することが必要な条件でした。

しかしながら、メインネット立ち上げ後から3日ほど経ったが、現時点でもおおよそ6200万EOSしか投票に参加しておらず、これは必要な投票量の40%にしか達していません。

これには以下の2つの理由があるようです。

  1. 投票プロセスがやや複雑であり、ユーザーが自分の秘密鍵を公開してしまうことにならないか心配し、投票に消極的であること。
  2. 実際のところ、ノードの候補者だけで必要な1.5億EOSを持っているとされているが、21のノードの1つとして選ばれた後に、その21ノードからランダムに選ばれる1つのノードは26万ドル相当の機材を買う必要があるなどの問題があるため、ノードの候補間での緊張が高まっている。

 

史上最長となる約1年間のICO、史上最高額約3500億円の資金調達に成功したイオス。今回の騒動を受けて、イオスの価格は急落しており、今後巻き返せるか注目です。

参考サイト
https://eosauthority.com/voting
https://www.coindesk.com/eos-launched-not-yet-live-heres/
https://www.ccn.com/eos-mainnet-launch-stalls-as-too-few-users-stake-their-tokens/
https://smartereum.com/18489/eos-future-forecast-why-is-eos-still-not-live-after-the-launch/

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