トランプ氏元補佐官:今後ビットコインではないグローバルな仮想通貨が登場する
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トランプ政権の元経済担当大統領補佐官で、かつてゴールドマンサックスの社長を務めていたGary Cohn (ゲイリー・コーン)氏が、将来、世界がそれを理解したある時点で、ビットコインではないグローバルに浸透する仮想通貨が登場する、とCNBCのインタビューで示しました。
「自分はビットコイン信者ではないが、ブロックチェーン技術の信者だ」
コーン氏は、ブロックチェーン技術に対する大きな期待を示している、いうなれば、ブロックチェーン信者だと話します。
さらに、将来的な仮想通貨は、ブロックチェーンをベースにするであろうが、マイニングコストや消費電力の問題を持つPoW(プルーフ・オブ・ワーク)に依存しない、ビットコインよりももっとわかり易いものになる、と言います。
その作られ方、通貨の働き、そしてどのように人々が使うのかという点においてもっと理解しやすいものだろうと。
このような特徴を持つ新しい仮想通貨が、現在のビットコインを凌ぐほどグローバルに浸透していくだろう、ということです。
さらに、コーン氏は3月にトランプ政権を離れた後の自身のキャリアの選択肢について、
「ある会社については考えがありますが、自分が銀行業界で得た知識、規制された銀行を運営する知識を生かすというか、しかしデジタルの世界ですが。」
と、今後のキャリアについては模索中ということで、役員職になるよりも、若い精鋭たちと共に働いていきたいと希望しているようです。
最近、仮想通貨マーケットに参入を始めると発表したゴールドマン・サックスのリクルーティングに可能性があるのか、ノボグラッツ氏のGalaxyDigitalに可能性があるのか、いずれもゴールドマン・サックス繋がりなだけに、彼の発言の裏側に憶測も浮かびます。
ここ最近、バークシャー・ハサウェイのCEOのウォーレン・バフェット氏や、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏など複数の著名人がビットコイン批判を繰り広げており、コーン氏もビットコインを積極的に支持はしませんでした。
しかし、このようなコーン氏の発言から、仮想通貨やブロックチェーン技術の「未来」に大きな期待を寄せているということが分かります。
参考サイト:
https://www.cnbc.com/2018/05/08/we-will-have-a-global-cryptocurrency-but-not-bitcoin-says-gary-cohn.html
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-05-08/gary-cohn-says-digitized-bank-is-one-option-for-future-role
https://cointelegraph.com/news/ex-goldman-sachs-president-says-global-cryptocurrency-will-come-but-its-not-bitcoin
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