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リップル(Ripple)、さらに4カ国・5つの金融機関にサービス提供

2018.02.26
リップル(Ripple)、さらに4カ国・5つの金融機関にサービス提供

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2月21日、リップル(Ripple)社はさらにその勢力圏を広げたことを発表しました。

今回リップル・ネット(RippleNet)に参加を表明したのは、全4カ国の2つの銀行と3つの送金サービス会社です。

巨大マーケットで送金問題の解決に

[イタウ・ウニバンコ](ブラジル)
イタウ・ウニバンコ(Itaú Unibanco Holding S.A)は、ブラジルのサンパウロに本部を置く銀行グループです。世界10位以内の時価総額を誇る南半球最大の金融機関です。

[インダスインド・バンク](インド)
インダスインド・バンク(IndusInd Bank)は、インドのムンバイを拠点に1994年に設立された新しい銀行ですが、支店数はインド国内で1000店以上、さらにロンドンやアブダビ、ドバイにも支店があります。

[インスタレム](シンガポール)
インスタレム(InstaReM)はシンガポールの国際送金サービスを提供する企業年間50万取引を処理している、特に南アジアの多くの国が勢力圏です。

[ビーテック](ブラジル)
ビーテック(BeeTech)はブラジルのオンライン上の外貨両替や国際送金プラットフォームを展開する企業です。

[ジップ・レミット](カナダ)
ジップ・レミット(Zip Remit)はカナダの国際送金サービスを提供する企業です。

2017年だけでも、インドには650億ドル、中国には610億ドルもの金額が流れ込んでいます。
また、ブラジルには、アメリカからの送金や、ブラジル国内の銀行口座に預金された金額は6億ドルにも上ります。

今回の提供でリップル・ネット(RippleNet)は、インド、ブラジル、中国といった新興市場にも領域を広げたことになりました。

これらの国の人口は世界人口の85%を占めており、そのうち30歳未満の人口が非常に多いという、魅力的で巨大な送金市場なのです。

これらの新興マーケットの金融機関に、ブロックチェーン・ソリューションが与える影響は非常に大きなものになりそうです。

世界の送金問題のソシューションとなるべく邁進するリップル・ネット(RippleNet)。
今後もリップル(Ripple)に大いに期待できそうです。

参考サイト:
https://ripple.com/ripple_press/ripple-extends-reach-emerging-markets-five-new-customers/

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