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イーサリアム急落で、リップルが時価総額第2位へ

2018.11.21
リップルCEO IDLは2兆ドル市場を目指している

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18日〜19日の間に、リップル(XRP)はUSドルに対して9.5%下落しましたが、イーサリアム(ETH)を追い抜き、時価総額では2位に浮上しました。

ビットコインとイーサリアムなどの主要コインが苦戦する中で、11月17日にリップルの時価総額は8%上昇しました。
XRPは日曜日の短期的な上昇により、ETHを追い抜き時価総額190.1億ドルを達成しました。
19日時点ではETHの時価総額は150.92億ドルでした。

リップル追い抜く

 コインベースのXRPカストディーサービス開始が追い風に

コインベースのプロダクトリーダーであるSam McIngvale氏は、今年8月に同社が機関投資家をターゲットとした、複数の主要コインとERC20トークンの上場とカストディサービスの開始を模索中であると語っていました。
今月初めに、コインベースはXRPを同社のプラットフォームへ統合し、機関投資家はコインベースでXRPを売買しカストディサービスを利用できるようになりました。

最近、米国証券取引所(SEC)は 現行の規制に基づき証券とみなされるデジタル資産を発行するICOプロジェクトの取り締まりを強化しています。
SECはすでにビットコインとイーサリアムは証券とみなさないと明らかにしていますが、11月19日時点で、XRPを証券とみなすか否かの判断を明らかにはしていません。

コインベースのような大手取引所のXRPカストディーサービスの導入は、一般の仮想通貨取引所市場の外にいた新しい層の投資家へ間口を解放したことで、ポジティブな材料となります。

ICOの売り圧力

ここ数ヶ月に渡ってETHをホールドしていた大口のICOプロジェクトによる売り圧力がまだ続いているとも見られます。
テクニカルインディケーターではまだ底値の兆候は明らかではありません。
現在の市場のコンディションは標準以下で、短期的な2000億ドル以上への回復はすぐには見込めないだろうとのことです。

主要コインが苦戦を強いられる中、リップルがイーサリアムを追い抜きました。
このままリップルとイーサリアムの差は広がって行くのか、短期機な逆転なのか当面は相場から目が離せません。

参考サイト:
”https://www.ccn.com/market-trends-ripple-overtakes-ethereum-with-ease-as-eth-plunges-10/”

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