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Binance (バイナンス)「草コイン」上場のその後

2018.03.20
Binance (バイナンス)「草コイン」上場のその後

<この記事(ページ)は 6分で読めます>

取り扱い銘柄が豊富なことで有名なBinance。
多くの「草コイン」を扱っている取引所のなかではもっともよく用いられる人気の取引所です。

草コインとは、まだ価値や信用度が低いアルトコインを指します。
投資のリスクは大きいですが、高騰すれば大きな利益になるため、投資家から注目されています。

今回は、Binanceへの上場がきっかけで価値が大きく上昇し、かつBittrexなど他の主要取引所で取り扱いのない、Binance産の「元」草コインについて調べてみました。

Binance (バイナンス)の 「元」草コイン① Nano(ナノ/XRB・旧名Raiblocks)

始めに、Nanoを紹介します。

Nano(XRB,旧名Raiblocks)は2016年2月に公開された仮想通貨で、
トランザクションの速さ
手数料無料
無制限のスケーラビリティ
を特徴に持つアルトコインです。

承認方式はIOTAなどと同じDAG(有向非巡回グラフ)というアルゴリズムです。
DAGについては以下の記事に詳しい説明があります。

ブロックチェーンを使わない画期的なDAG型コインとは?

Nanoは2018年1月9日にBinanceに上場しました。
2018年1月上旬にBinanceでの投票で1位になり、上場への期待から価格が高騰しました。
2017年11月上旬に約0.1ドルだったNanoは、上場直前の2018年1月2日には34ドルにもなりました。
実に300倍以上の上がり幅です。

3月20日現在時価総額は約11億ドルで、22位にランクインしています。

Binance (バイナンス)の「元」草コイン② VeChain(ヴィーチェーン/VEN)

次に紹介するのは、VeChain(VEN)です。

VeChain(VEN)は、ブロックチェーン技術を商品管理に応用しようというプロジェクトから生まれました。

商品の流通経路などの情報をブロックチェーン上に記録することで本物であることを証明し、偽造を防ぎます。
現在主に参入しているのは高級品や自動車、酒類、農業などの分野です。
ファッションブランドのBabyghosなど、さまざまな企業と提携していることでも有名です。

2月26日に、リブランディングとともにBMWとの提携が発表され大きく注目されました。

2017年8月に取引が開始されましたが、同年11月にBinanceに上場してから数か月後に大幅に値段が上がり、上場当初の30倍もの価格になりました。
3月20日現在、時価総額は約19億5000万ドルで、時価総額16位です。

Binance (バイナンス)の「元」草コイン③ Walton Chain(ウォルトン/WTC)

つぎに紹介するのはWalton(WTC)です。

Waltonは、2016年11月に公開された仮想通貨です。

呼称WaltonはRFID(Radio Frequency Identification)という技術を開発したCharlie Walton氏に由来しています。
(本人は2011年に亡くなっているので、このコインの開発には関わっていません。)

RFID技術とは電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムで、現在ではモバイル決済やクレジットカード決済など様々な場面に使われています。

Waltonでは、ブロックチェーンとRFID技術を融合させています。
「価値のIoT」を謳っていることからもわかるように、最終的にはIoTへの応用も目指しているようです。
承認方式はPoST (Proof of Stake & Trust)という、PoSの発展版のアルゴリズムです。

Waltonは2017年8月27日にBinanceに上場しました。

このコインは上場当初から、1WTC≒1USDという比較的高い価格で取引されました。
上場直後からの5か月間でその価格は約40倍にもなりました。
3月20日現在、時価総額は3億2千万ドルを超え、43位にランクインしています。

Waltonははじめから注目度が高かった点で草コインとは異なりますが、上場当初はBinanceに登録していなければ買えなかったアルトコインです。

草コイン取引の魅力

以上で見てきたように、Binanceに上場することで注目され、大きく価値が上がった草コインがいくつもあります。

当たれば数百倍にもなるのが草コイン取引。初期に10万円分投資したら、数千万円にもなる計算です。

また、有望アルトコインでも、WaltonのようにはじめはBinanceでないと購入できず、チャンスを逃す可能性があるものもあります。

リスクは大きいですが、Binanceで有望なコインを見つけて投資し、それが上がった時の喜びもまた、とても大きいものです。

他の大手取引所に比べて手数料が0.05%と、かなり安価なのも魅力ですね。

口座開設自体は無料ですので、登録しておいて少額のビットコインを入金しておけば、話題の草コインを少額買って数百倍に値上がりするというチャンスを掴みやすくなります。

ここで紹介したコインももちろんバイナンスで買うことができますから、ぜひこの機会に口座開設してみてはいかがでしょうか?

バイナンスでは日本円を直接入金することができないため、ビットコインバイナンスに送金して他のコインと取引することになります。

まだビットコインを持っていない人は、bitFlyer(ビットフライヤー)GMOコインなどの国内取引所でビットコインを購入してから草コインを購入しましょう。

 

参考ページ
https://support.binance.com/hc/en-us/articles/115001258731
https://support.binance.com/hc/en-us/articles/115001264372-Binance-Will-Add-WTC-Walton-on-August-27
https://support.binance.com/hc/en-us/articles/360000543371-Nano-NANO-

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