Bitwise(ビットワイズ)が新たなインデックスファンドの導入を発表
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仮想通貨に特化した資産運用会社「Bitwise Asset Management」 の子会社であるBitwise index servicesは3つの新たなインデックスファンドを導入するとともに、従来のインデックスファンドの名称『Hold 10 Index』を『10 Large Cap Crypto Index』に変更することを発表した。インデックスファンドとは、日経平均株価などの指標と同じ値動きをするように作られた投資信託のこと。また、Index advisory boardの設立も発表した。
Bitwise Asset Management社とは
「Bitwise Asset Management」(以下Bitwise)とは2017年に設立した仮想通貨のインデックスファンドのパイオニアであり、FacebookやGoldman Sachsで働いた経験を持つエンジニアや資産運用の専門家が所属するアメリカ、サンフランシスコの企業である。
Bitwise Index Servicesが提供する4つのインデックスファンドサービス
Bitwise Index Servicesが提供しているインデックスファンドは、『10 Large Index Cap』,『20 Mid Cap Crypto Index』,『70 Small Cap Crypto Index』,『100 Total Market Crypto Index』の4つである。これらのインデックスファンドは、Bloomberg, Reuters, Factsetなどで購入することが可能だ。
それぞれのインデックスファンドのシステム
『10 Large Index Cap』とは、仮想通貨のうち時価総額が1位~10位の通貨を対象としたものである。
このインデックスファンドが用いる指標は、free-floatと過去5年間のインフレ調整された時価総額をもとに計算された仮想通貨の資産運用による収益をもとに作られている。
20 Mid Cap Crypto Indexは時価総額11位~30位の20種類の仮想通貨、70 Small Cap Crypto Indexは時価総額31位~100位までの通貨を対象にしている。
Index Advisory Boardの設立
BitwiseはIndex Advisory Boardを設立し、Spencer BogartとMatt Houganが所属することが決定した。Bogartはすべての新しい資産クラスにとって、うまく構成された指標とそれに関連する商品は効率的な投資とリスクマネジメントの発展にとって重要だと語っている。
参考サイト
“https://news.bitcoin.com/bitwise-launches-three-new-cryptocurrency-market-index-funds/”