【ICO情報】Kasko2go:写真を撮るだけで自動で支払われる自動車保険
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新規プロジェクトの資金調達のため、独自の仮想通貨トークンが発行されるICO(Initial Coin Offering)。
今回はそんなICOの中でも評価の高い自動車保険プラットフォーム、Kasko2go(カスコ・ツー・ゴー)をご紹介したいと思います。
2018年7月1日~7月31日がセール期間なので、気になる方はぜひ目を通してみてください。
従来の自動車保険が抱える問題点
従来の保険会社は、保険の内容をいくつかのカテゴリや等級に分けて、消費者をそれに当てはめる形でサービスを提供しています。
この方法は、数十万、数百万という消費者それぞれに合ったサービスを提供するための合理的な方法ですが、実際には、用意されたカテゴリと当てはめられた消費者には”ズレ”があります。
例えば、運転歴の長さが同じで走行距離も同じ二人のドライバーがいたとすると、従来の保険であれば二人は同じカテゴリに当てはめられます。
しかし、一人が都市部、一人が農村部に住んでいたらどうでしょうか?
都市部の方が道路が混んでいて事故が多かったとしたら、都市部に住むドライバーは農村部に住むドライバーより多くの保険料を支払うべきでしょう。
このような消費者ごとの特性を考慮し、ブロックチェーン技術を用いて、消費者一人一人に合った保険を提供するプロジェクトが、Kasko2go(カスコ・ツー・ゴー)です。
Kasko2go(カスコ・ツー・ゴー)とは
消費者が受けられるメリット
Kasko2goは、ブロックチェーン技術とスマートコントラクトを使い、保険会社と消費者を結びつけるプラットフォームとして機能します。
Kaso2goは、独自のモデルとシステムを使い、ルートの地域性、運転スタイル、気象条件、道路の質、社会的性格、走行距離などを考慮してドライバーごとのリスクを測定することで、個人に合った保険料を計算します。
これにより、既に保険料を平均で30%削減することに成功しているといいます。
最終的には、各保険会社にこのシステムを提供することで、保険料を50%削減することを目標にしているようです。
Kasko2goの優れている点は保険料の安さだけではありません。
従来の保険では、事故に遭ったドライバーが保険会社に連絡し、被害額の推定を待ち、保険金を受け取るまでに最大2ヶ月間かかってしまいます。
しかし、Kasko2goは、独自のアプリとブロックチェーン技術を用いることで、これを15分未満にまで短縮します。
ドライバーは、事故に遭ったときにアプリを使って現場を撮影し、その写真を送信するだけで自動で画像解析と保険金の計算が行われ、すぐに保険金を受け取ることができるのです。
この手続きはスマートコントラクトを利用して行われるので、公正性と透明性も保たれます。
Kasko2goを利用することで、消費者は、保険料を安く、手続きを簡単にすることができます。
保険会社が受けられるメリット
消費者だけでなく、保険会社もKasko2goによってメリットを得ることができます。
消費者一人一人が自分に合った保険料で保険に加入できるということは、事故を起こさないドライバーにとっては、事故を起こすドライバーの分まで保険料を支払う必要がないということでもあります。
つまり、保険会社にとっては「優良顧客」となる事故を起こさないドライバーが保険に加入しやすくなるのです。
また、現在、自動車保険の支払いの10件中7件が不正行為を含むといわれています。
本来支払われるべきでない保険金が悪意あるドライバーに支払われており、米国の保険会社は年間40億ドルもの被害を受けています。
Kasko2goは、最先端の技術に基づいた画期的なデジタル詐欺検出システムを提供します。ドライバーの事故前および事故後の行動を分析し、運転者の保険および債権履歴記録などに基づいてドライバーの信頼度を設定します。
これにより、不正リスクの高い事故を検出し、保険会社の被害を減らすことができるのです。
まとめ
Kasko2goは、ブロックチェーンとスマートコントラクトを活用することで、従来の自動車保険をより効率的に改善していこうとするプロジェクトです。
従来の保険会社を排除してしまうものではなく、消費者と保険会社双方にとってメリットがある仕組みづくりをしている点が特徴的と言えます。
また、既に独自モデルによって保険料を平均で30%削減することができていることから、将来性も高いと考えられます。
Kasko2go:https://kasko2go.com
※当記事は、ICOの情報を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
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