ユニコインゴールド:Eスポーツの賭け市場を提供
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ブロックチェーンを用いた新しいサービスやプラットフォームが次々とローンチされ、新たな仮想通貨が日々生まれています。
こうした仮想通貨は取引所・投資ツール・個人情報管理・医療や支援などさまざまな領域のサービスで発行されていますが、なかでもゲーム・ギャンブル市場との相性は非常に良いとされています。
ここに紹介するユニコインゴールド(UnikoinGold)は、Eスポーツ(オンライン対戦ゲーム)のギャンブルプラットフォームを提供するユニコーン(Unikrn)が開発した新しい仮想通貨です。
ユニコインゴールドの概要
ユニコインゴールドは、Eスポーツのプラットフォーム、およびそこで報酬を得るために使用されるコインです。ユーザーはEスポーツで賭けをしたり、オンラインゲームのトーナメントに参加したりして、勝利すると報酬としてトークンを手に入れることができます。
ユニコインゴールドは、2014年に設立されたUnikrn(ユニコーン)というEスポーツやゲームで賭けを行うことができるサービスが基盤になっています。実業家のマーク・キューバンや俳優のアシュトン・カッチャーらが出資したことでも知られています。ユニコーンは、現在オーストラリアとイギリスでサービスを展開しており、各国の規制に従ったライセンスを取得しています。ユニコーンはすでに法定通貨を用いたEスポーツの賭けを行っています。2015年には「ユニコイン」を開発し、法定通貨で賭けをすることが許可されていない領域で賭けをしたり、報酬を受け取ったり、ゲーム内アイテムを購入することに使われています。
ユニコーンのサービス内容
▼プレイヤー同士の戦いを見ることができる
▼ゲーム内アイテムを購入するのにユニコインが使える
新たに開発された「ユニコインゴールド」は、すでにあるユニコインにブロックチェーン技術を用いて改良したものです。従来のユニコインはユニコーンのプラットフォーム上でしか利用することはできませんでした。しかし、仮想通貨であるユニコインゴールドは、ユニコーンのプラットフォームから引き出して、仮想通貨の取引所で取引をすることができます。
このため、国によって仮想通貨の規制が厳しく、取り扱いが難しい場合もあります。
そのような問題に対処するために、ユニコインゴールドはユニコインゴールドの他に、「ユニコインシルバー」というコインも発行しています。ユニコインシルバーはオリジナルのユニコインと同様、ユニコーンのプラットフォームから取り出すことができません。そのため、仮想通貨が許可されていない地域でもユニコーンのサービスを使って賭けに参加したり、報酬を得たりすることができます。
ブロックチェーンは国境に関係なく、インターネットさえあれば同じサービスを使うことができるというメリットがあります。現在、オーストラリアとUKだけで展開されているユニコーンですが、ブロックチェーンの利用と、ユニコインシルバーとの使い分けによって、世界規模でのサービスを展開することを目指しています。
著名な出資団体や実業家の出資を受けている
ユニコーンは2014年の創設当初から多くの実業家・著名人から出資を受けていましたが、ユニコインゴールドも著名な出資団体や実業家の出資を受けています。ブロックチェーンのベンチャーキャピタルの中でも最大手であるブロックチェーン・キャピタルとパンテラ・キャピタル、初期ユニコーンにも出資した実業家のマーク・キューバンとイーサリアム共同創設者Anthony Diiorioがすでにユニコインゴールドのクラウドセールに参加したということです。ユニコインへの信頼が厚いということ、新たに作られたユニコインゴールドへの期待が非常に高いということがわかります。
参考記事:マーク・キューバンとイーサリアム共同創設者がユニコインゴールドのクラウドセールに参加
https://www.cnbc.com/2017/09/25/ethereum-co-founder-and-mark-cuban-put-25m-toward-unikrn-esports-betting-platforms-digital-token-sale.html
ユニコインゴールドのトークンセール
ユニコインゴールドのトークンセールは2017年9月22日から30日間続く予定ですが、それ以前でもハードキャップの327,174ETHに達し次第終了となります。
ユニコインゴールドのトークンは略号が「UKG」のERC20トークンです。
トークンの分配は以下の通りです。
10% チームにプール
15% ユニコーンの賭けプラットフォームにリザーブ 15% マーケティング・パートナーシップ 20% トークンセール 20% 開発 20% 企業のコールドストレージ |
まとめ
数多くの著名な出資団体や実業家が注目するユニコインゴールド。すでにイギリスやオーストラリアではEスポーツと賭けのサービスを提供しているため、トークンセール後のブロックチェーンの開発とリリースも早いのではないでしょうか。ゲームや賭け事が好きな人は、実際のサービスの中でトークンを利用してみるのもよいでしょう。