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ジョン・マカフィーとは?有名な仮想通貨支持者の正体と影響力

2018.06.27
ジョン・マカフィーとは?有名な仮想通貨支持者の正体と影響力

<この記事(ページ)は 13分で読めます>

仮想通貨業界に大きな影響力を持つ多くの人物として真っ先に名前が挙がる人物の1人にジョン・マカフィー氏がいます。

マカフィー氏がツイッターで言及した仮想通貨は価格が高騰することから、彼が投稿したツイートは「マカフィー砲」と呼ばれます。

仮想通貨コミュニティーに大きく貢献するために2020年のアメリカ大統領選にも出馬するとも発言しています。

そんなジョン・マカフィー氏とは一体何者で、どのような影響力を持つのでしょうか?

また、彼が仮想通貨市場についてどのように考えているのか、彼が独自に発行している通貨についても解説していきます。

 ジョン・マカフィー(John McAfee)とは?

ジョン・マカフィー(John McAfee)は1945年にイギリスの米軍基地に生まれ、小さい時にアメリカのバージニア州のロアノークに移住しました。

1967年に、ロアノーク・カレッジで数学の学士号を取得し、2008年に名誉博士号を授与されました。

1968年から1970年まで、NASAのゴダード宇宙科学研究所にプログラマーとして勤務しました。

1987年には、皆さんもご存知であるコンピュータセキュリティ関連会社「マカフィー(McAfee)」を創設しました。

2016年には仮想通貨関連事業に参入し、現在は仮想通貨業界で大きな影響力を持つ人物として世界的に有名になりました。

2018年6月4日、マカフィーはツイッターの投稿で、仮想通貨コミュニティーに貢献するために2020年のアメリカ大統領選に出馬することを発表しました。

マカフィーの仮想通貨市場への影響力 – マカフィー砲の威力

仮想通貨業界において、1つのツイートで仮想通貨市場が動くことが珍しくありません。

マカフィーが投稿したツイートも仮想通貨市場を動かす影響力を持つため、「マカフィー砲」と呼ばれています。

マカフィー砲はどのような威力を持つのか、一緒に見ていきましょう。

2017年12月22日、マカフィーは仮想通貨「BURST」について、「BURSTは安全で低電力でマイニングできるが、見落とされているコインだ」というツイートを投稿しました。

その影響として、BURSTの価格は5倍以上に暴騰しました(図1)。

(図1)

2017年12月23日にはDGB(Digibyte)について、「高速な優れたマイニングシステムを持っているDGBは眠れる巨人と呼んでいる」というツイートを投稿しました。

こちらも同様に4倍の値上がりを見せています(図2)。

(図2)

2017年12月26には「TRX(Tron)は長期ホールドする銘柄で短期売買を繰り返すと負ける」と発言しました。

その後、TRX(Tron)の価格がピーク時には1.3倍上昇しました(図3)。

(図3)

マカフィー(John McAfee)の仮想通貨への評価

仮想通貨市場を動かす影響力を持つマカフィーの各種の仮想通貨への評価について、まとめました。

Electroneum(ETN)

「ETNはセキュリティが素晴らしい強固なプライバシーコインだ」と高評価をしています。

Reddcoin (RDD)

「RDDは世界で最も広く使われているソーシャルネットワークのコインであり、小さい子供達にも知られている唯一の通貨だ」と評価しています。

Factom(FTC)

「FCTはビルゲイツ財団などから承認された技術を持ち、既に中国の25の都市と契約を結んでいる魅力的な仮想通貨だ」と評価しています。

Dogecoin(DOGE)

「DOGE はインターネットミームを超越した存在だ」と述べました。

Docademic(MTC)

彼は2020年の大統領選挙を発表するとき、「私は医療基盤としてDocademicを選ぶ」と述べました。

マカフィー(John McAfee)のICOへの評価

仮想通貨を支持しているマフカフィーは「仮想通貨の将来は、新興のコイン技術とICOを通じて現れる創造的なアイディアにある」という発言をしたことがあります。

しかし、マカフィーはこれまでのそのような発言から180度意見を変え、6月18日にツイッターで「米国証券取引委員会(SEC)による脅威があるため、私はもうICOに関わらないし推薦もしない。ICOを推進する人たちは逮捕されるのを楽しみにした方が良い。」と発言しました。

ツイートを投稿した後、これまでに仮想通貨に価格の高騰をもたらしてきた「マカフィー砲」は、封印すると推測されています。

マカフィー(John McAfee)によるビットコインの市場分析と価格予測

マカフィーがツイッターで評価した仮想通貨は、どんな草コインでも暴騰してます。

ジョン・マカフィーは仮想通貨ランキング1位のビットコインについてはどう評価しているのでしょうか。

2017年7月、ジョン・マカフィーは「ビットコインは3年以内に50万ドル(約5500万円)を超える」というツイートを投稿しました。

また、2018年末にはビットコインの価格が10倍になり、2020年には100万ドル(約1億1000万円)になると予測しています。

これから今後のビットコインはどう変化するのかも注目されますね。

マカフィー(John McAfee)が発行した独自通貨

2018年5月29日、マカフィーはツイッターで、マカフィー・リデンプション・ユニット(MRU)という仮想通貨と連動した独自の通貨を発行する計画を発表しました。

2018年6月25日に、紙幣に印刷し、両面にホログラフを入れ、通し番号を打つ償還可能、両替可能、回収可能のMRUを実際に発表しました。

マカフィー氏はMRUの償還方法について、「紙幣の額面に応じて最長で100分間、世界のどこでも私と面会するごとに償還できる」と語りました。

マカフィー自身の写真以外、ジハンウー(Jihan Wu)ロジャーバー(Roger Ver)などの仮想通貨業界に大きな影響力を持つ人物の写真もMRUに掲載されています。

現在1MRUは9.95ドルの価値があり、34万枚が既に印刷されています。

 まとめ

マカフィーはビットコインの価格について、ますます上昇すると予測しています。

仮想通貨業界に大きな影響力を持つマカフィーは仮想通貨に裏付けられた独自の仮想通貨を発行していますし、2020年のアメリカ大統領選に出馬することも発表しています。

今後、マカフィーが仮想通貨界でどのように活動・貢献していくのか、そしてどのような発言をしていくのか目が離せません。

参考サイト:

https://samidare-web.com/johnmacfee/
http://virtualmoney.jp/I0003326
http://virtualmoney.jp/I0003287

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