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マイニング機の大手ビットメインが、香港証券取引所に上場申請

2018.10.02
マイニング機の大手ビットメインが、香港証券取引所に上場申請

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北京を拠点とするマイニング機器世界最大手のビットメインが、香港証券取引所(HKEX)に正式に上々申請をしたことが明らかになりました。
ビットメインの新規株式公開(IPO)は、かねてより数兆円規模になると注目を集めていました。
香港証券取引所からのヒアリング待ちの状態なので正式な調達額はまだ不明とされています。

上場申請書によると、ビットメインは、同社を次のように説明しています。
「2017年の売り上げによると中国で2位の大手であり、世界ではトップ10に入る自社工場を待たないICデザイン企業である。」
さらに、ビットメインはあらゆる種類の仮想通貨のマイニング装置を提供する数少ない企業の一つであると強調しています。

大幅増益を記録

ビットメインの2017年の年間売上額は約25億ドルで、2016年の約2億7700億ドルからの大幅に増益しているとのことです。
今年6月30日時点での売上額は約28億ドル、2018年上半期は約9億700万ドルとのことです。
また、ビットメインは6月30日時点でビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)建てで約8億8690万ドル相当の仮想通貨を保有しています。

マーケットシェア74.5%、グローバルに展開

2013年に設立されたビットメインは、現在、市場の74.5%超えのシェアを誇るまでに成長を遂げました。
中国国内でのマイニングや仮想通貨取引の規制引き締めを受けて、同社は2016年にはカナダで運営を開始し、さらに世界各地に展開を計画しています。

マイニング大手ビットメインがついに新規株式上場を果たします。
今年8月時点では、Faceboolによる調達額をも上回る約180億ドルとも予想されていました。
今後明らかになるIPOの調達金額に、投資家の注目が集まります。

参考サイト:
“https://www.coindesk.com/bitcoin-mining-giant-bitmain-files-ipo-prospectus-in-hong-kong/”
“https://www.ccn.com/bitcoin-giant-bitmain-finally-files-ipo-in-hong-kong-emphasizes-328-yearly-revenue-growth/”
“https://cointelegraph.com/news/bitmain-files-draft-application-for-listing-on-hong-kong-stock-exchange”

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