【先週のニュースおさらい】バイナンス 盗まれたBTCの行方/BTC市場8ヶ月ぶりの高値更新/岐阜県警・仮想通貨で差し押さえ
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バイナンス、ハッキングされたビットコイン7つのアドレスに移動
9日、アメリカの仮想通貨メディア「The Block」が、7日のハッキング被害で盗まれたバイナンスのビットコイン(45億円相当)は7つのアドレスに移動したと報じました。
7日、犯人のハッカーは、バイナンスのホットウォレットから約7,070BTC(45億円相当)を盗み、44回に分けて引き出した後に7つのアドレスに送金したようです。
今回の被害の補填には、同取引所のSAFUファンド(Secure Asset Fund for Users)を利用して行われます。
補填作業によるユーザーへの影響はありません。
ファンドの資金は取引手数料の10%で賄われており、非常事態に備えてコールドウォレットで保管されています。
You may have seen the term "SAFU fund" come up a few times today.
"SAFU", the Secure Asset Fund for Users is an emergency insurance fund.
Learn more about the #SAFU fund on @BinanceAcademy https://t.co/2VtAbdOHL1
— Binance (@binance) May 8, 2019
ビットコイン市場8ヶ月ぶりの高値更新で6000ドル超え
ビットコインの価格は9日未明に6099ドルに達しました。
これはビットスタンプのデータによると11月14日以来の高値であるとのことです。
バイナンスのビットコインハッキング事件があっても大きな下落には繋がりませんでした。
上昇している仮想通貨のシェアは投資家が強気傾向にあることを表していることから、最近のビットコインの上昇トレンドは継続可能であるように伺われます。
ビットコインのシェアは仮想通貨市場全体の時価総額と同様に上昇傾向にあり、コインマーケットキャップによると8ヶ月ぶりの57.14%までシェアを上げています。
駐車違反金滞納で仮想通貨を差し押さえ
9日、岐阜県警は駐車料金を滞納していた名古屋市の職業不詳の20代男性から、仮想通貨約40万円分を差し押さえたと発表しました。
この男性は2014年の路上での駐車違反の違反金1万5千円を5年間滞納しており、仮想通貨以外の財産は確認できなかったようです。
駐車違反に関連して仮想通貨を差し押さえたのは兵庫、埼玉両県警で例があります。