ビットコイン8000ドル割れ 1日で5%急落
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ビットコインは6月4日のアジア取引時間に8000ドルを下回り、30日移動平均線(MA)のサポートレベルを試すかたちで、Bitstampのデータによると現在は7707ドル付近で推移しています。
ビットコインは直近では7940ドルまで上昇しましたが、それでも今朝方7932ドルを記録し、1日の下落率は5%になります。
上昇に対する反発が30日移動平均線(MA)mはそれほど驚くべきものではないといいます。
過去4ヶ月間続いた上昇に対する反発が継続し、むしろさらに下落する可能性もあるとのことです。
週足チャートでの分析
ビットコインは30日移動平均線(MA)を2月8日に破った後、MAに沿うかたちでこれまで複数回にわたり上昇と下落(緑の矢印)を形成してきました。
価格は再び30日移動平均線(MA)から上を目指すかたちですが、上のチャートで見られるように、14日相対力指数(RSI)が54.50を下回っており、下落相場の典型パターンとされるダブルトップのブレイクダウンを形成しています。
このことから上昇方面への反発はおそらく小さなものに終わるか、もしくは近いうちにMAを下回る可能性もあるとのことです。
トレンドの方向性を見るMACDも、ゼロのラインを下抜けてトレンドが下落相場の転換を示し始めています。
週足チャートでの分析
先週のロウソク足チャートでは、買い疲れ感が表れており、14日相対力指数も70以上の数値で買われすぎの状況を示しています。
80以上の数値で買われすぎと見られるマネーフローインデックスも、年初来記録となる100近くまで上昇しています。
これらの数値によるとここ最近のビットコインの高騰は行き過ぎていたとの見方がなされており、今後の反発には注意が必要です。