BitPay 、2018年の仮想通貨決済は10億円を突破
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米国を拠点とする仮想通貨決済サービスのBitPayが、昨年の仮想通貨による決済は10億円を超えたと発表しました。
7年前に設立して以来、2年連続の10億ドル台達成とのことです。
BitPayのCEOであるStephen Pair氏は次のように述べています。
「ビットコインの大きな下落があったにも関わらず、2度目の10億ドル台達成ができたことは、ビットコインが世界の現実的な課題の解決に役立つことを示したと言えるだろう。」
ベンチャー企業を中心に企業間取引が急増
昨年はベンチャー企業間取引が前年比で225%の大きな成長を遂げました。
法律事務所、データセンタープロバイダー、ITベンダーなどが仮想通貨決済を受け入れたことで多くの新しいクライアントを獲得したとのことです。
2018年に新たに加わった顧客はTVプロバイダーDish Networksやセキュリティエキスパートのオンライン組織であるHackerOne、米国で最初に昨年11月にビットコインでの税金の支払いを許可したオハイオ州などです。
BitPayはまた、ビットコインキャシュ(BCH)やCircleのステーブルコインである(USDC)やGeminiの(GUSD)、またPaxos(Pax)の決済サポートも追加しましたが、主力はやはりビットコインのようです。
ビットコイン決済はまだまだ加速する?
BitPayのプロダクト責任者のSean Rolland氏は次のように述べています。
「ビットコインは世界中に影響を及ぼすネットワークを持っている。我々はまだビットコインとビットコインエコシステムは堅調に向上していくと確信している。」
またBitPayは、昨年中にシリーズBラウンドの資金調達で4000万ドルを調達し、これまでの調達額は7000万円にものぼります。
相場の値動きとは相反し、ビジネス業界では決済手段としてビットコインの普及が拡大しているようです。
参考サイト:
”https://www.coindesk.com/bitpay-says-it-processed-over-1-billion-in-crypto-payments-last-year”
”https://www.businesswire.com/news/home/20190116005701/en/BitPay-Sees-Record-Year-Revenue-2018-1”