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Chainlink(LINK)がコインベース効果で17位に浮上

2019.07.10
Chainlink(LINK)がコインベース効果で17位に浮上

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コインベースは依然としてやはり人気のある暗号通貨取引所である為、新しく暗号通貨がそこで取引を許可されると、「コインベース効果」と言われるメリットが発生します。
それを最近享受したのは、まだあまりよく知られていない暗号通貨Chainlinkです。

LINKの価格は数百倍上がり、時価総額は10億ドル(日本円で約1,080憶円)を超え、時価総額順位で17位にランクしました。
それは、イーサリアム・クラシック、ジーキャッシュやビットコイン・ゴールドを超えています。

Chainlink(LINK)がコインベース効果で17位に浮上

(参考:https://coinmarketcap.com/)

1月中旬のICO以来6か月で800%以上も上昇

コインベースデビュー前の6月下旬には2ドルに手が届くくらいの価格で取引されていましたが、6月27日から29日にかけて150%上昇し、多くのユーザーに利益をもたらしました。

イニシャルコインオファリングから6か月で800%の上昇となりました。そして、現在は、3.5ドル台までにおちついて来ています。

Chainlink(LINK)がコインベース効果で17位に浮上

(参考:https://coinmarketcap.com/)

Chainlinkとは

2017年夏、サンフランシスコに本社を置くSmartContract社によって開始されたChainlinkは、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを接続させる為の、安全なブロックチェーン・ミドルウェアです。

データフィード、Web API、従来の銀行口座などのオフチェーンソースにスマートコントラクトがアクセスできるようにしています。
それは「オラクル問題」つまり、データベース問題を解決するための確かな接続をスマートコントラクトに提供します。

ブロックチェーンはチェーンの外にあるデータベースにはアクセスできません。
そこで、Chainlinkのオラクルを使用することで、スマートコントラクト用のサードパーティのデータフィードにアクセスできます。
オラクルは、事前定義された条件の達成時にスマートコントラクトの実行をする外部データを提供します。

このモデルはLINKコインを中心にして作成されたもので、スマートコントラクトに外部データフィードへのアクセスを提供するインセンティブ(報酬)に基づいています。

ユーザーがオフチェーンのデータソースにアクセスしたい場合は、要求するコントラクトをChainLinkのネットワークに送信することができます。これらのコントラクトは、要求する決済と最も関連性の高いオラクルと一致します。

LINKの今回の値動きは、Google CloudチームがBigQueryエンタープライズ・クラウドデータ・ウェアハウスとChainlinkのオラクルミドルウェアを統合した事と、Coinbase上場によってもたらされました。

新しいアルトコインの今後の値動きに注目が集まります。

参考サイト:
“https://www.zerohedge.com/news/2019-07-07/coinbase-effect-chainlink-insanely-exploding-higher-0”
“https://chain.link/”

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