Coindesk コンセンサス2020 をバーチャル開催へ
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2020年5月11日から13日にニューヨークで開催される「コンセンサス2020」が、COVID-19の混乱のなか、オンラインでの開催となることを発表しています。
世界中の参加者がオンラインで、しかも無料で、参加できることになりました。
既に購入されたチケットは受け取りから60日以内に全額返金されるということです。
(出典 https://www.coindesk.com/coindesk-takes-consensus-2020-virtual)
2015年に400人程度の参加者から始まったConsensus and Blockchain Week NYは、昨年は5000人規模となりました。
今年で6回目の開催となり、その期間中5月11-13日にCoinDeskがConsensus2020を主催しています。
切れ目ないテレビ中継のような視聴体験
コインデスクのこの試みは、既に最高クラスのプラットフォームプロバイダーと協力して、多くの視聴者からの期待に応えるべく、高品質のコンテンツとクリプトコミュニティ全体を結び付けることに取り組んでいると述べています。
そしてコインデスクは、今回のバーチャルなConsensus2020は、在宅で安全な場所で楽しんでもらうことができるうえに、視聴者にとって豊かな体験となる、と確信しています。
というのは、この時代の最も重要なトピックについてプレミアな講演者たちが議論することもさることながら、それをコインデスクの経験豊富なジャーナリストと司会者による、切れ目のないテレビ中継のようなコーディネートで提供できる、ということを挙げています。
(出典 https://nycblockchainweek.io/)
2020年5月11日から13日までの3日間、毎年数千人規模の参加者で賑わう世界でもトップクラスのクリプト業界の一大イベントです。スピーカー200人以上にスポンサーは170社以上で世界80か国以上からの人々が集うものです。今年は既に5500の登録者数となっていました。
(出典 https://downloads.coindesk.com/events/2020/consensus/consensus-2020-fast-facts.pdf)
ブロックチェーン業界ならではの変化に
コロナパンデミックの影響でこのようなオンラインでの開催をすることになったカンファレンスやコンセンサスなどのイベントやミートアップは、他にもあります。
先週9日は、ブロックチェーンウィーク2020ロンドンもウェビナー開催となったようです。しかし、この参加者の規模での開催は初めてのことです。
コロナ収束のめどがはっきりしないご時世で、いつまで自粛ムードが続くのか経済的な不安が大きくなっているなかで、働き方やスクーリング、イベント開催の方法までもが大きく変わっていきます。
5Gなどの高速大容量の通信技術が実現するこの時代ですから、既にあるVR(バーチャルリアリティ)技術やe-スポーツなどの技術が、このような緊急事態に刺激されてすぐにでも活用されていくような気がします。
近い将来、このようなイベント参加には現地まで赴く必要もなくなり、バーチャルリアリティ(VR)を活用した参加方法になるのが当たり前の日が来ても不思議ではありませんね。
尚、来年の開催はニューヨーク現地で予定されているということです。