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CBOE、ビットコイン先物の提供を見送り

2019.03.16
CBOE ビットコイン先物取引中止へ

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

CBOE(シカゴオプション取引所)は14日、3月の新たなBTC先物提供を見送ることを発表しました。

CBOEは2017年12月からBTC先物の提供をしていました。

BTC先物の見送り、その背景とは? ETFにも新展開

発表によると現在、仮想通貨のデリバティブの提供の仕方を検討しているとのこと。

背景には2017年12月からの同サービス開始以降、同業他社であるCMEのBTC先物の取引量を、下回り続けていたことがあるようです。

また、取引高は減少傾向にあったことも要因の一つとみられます。

CBOEは大手オプション取引所であるだけにそのデリバティブの取引方法の変化は他の取引所にも影響を与えるでしょう。

現在CBOEはBTCETFをSEC(米国証券取引所)に申請しており、その承認の可否により機関投資家の流入があるのではという予測から大きな注目を浴びています。

そのBTCETFに関してSECのクレイトン委員長は未だに懸念点があると述べました。

クレイトン委員長の懸念は主に価格操作の可能性とカストディ(資産管理)サービスの不足等の不十分な投資家保護であるとのこと。

BTCETFに関してはクレイトン委員長は仮想通貨に単純に反対したいわけではない、とのことで今後懸念点を整備すればついにBTCETFの承認が通るかもしれませんね。

期待が膨らみます。

参考サイト:
http://markets.cboe.com/resources/product_update/2019/New-CFE-Products-Being-Added-in-March-2019-Update.pdfhttps://cointelegraph.com/news/cboe-will-not-list-bitcoin-futures-in-march-cites-need-to-asses-crypto-derivativeshttps://cointelegraph.com/news/sec-chairman-highlights-investor-protection-in-regard-to-bitcoin-etf

 

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