ライトコインが再び年初来高値
<この記事(ページ)は 3分で読めます>
時価総額4位のライトコインが再び上昇しています。
コインベースのデータによると直近の時価総額は128.07ドルで、これは2018年5月23日以来の最高値更新となります。
直近では、126ドル付近で取引されており24時間では10%上昇しています。
最近のライトコインの動向を見ると明らかに上昇トレンドにあるということができます。
現在の価格は、6月4日時点の97ドルから30%以上上昇しています。
一方ビットコインは同期間で見ると7%の上昇にとどまりました。
ライトコインの半減期の影響
ライトコインの優れたパフォーマンスは、60日以内にマイニング報酬の半減期が迫っていることと関連しているようです。
ライトコインは、前回の半減期は2015年8月25日でした。
その時にはライトコイン価格は3ヶ月で500%以上上昇しています。
過去のデータを振り返ってみると、2015年5月には1.5ドル付近で推移していたライトコイン価格は同年7月には7ドルまで上昇し、半減期後には3ドルまで下落しています。
テクニカル分析の視点からも上昇トレンド
ライトコイン市場は上昇と下落を繰り返しながら、全体では上昇相場となっています。
50日移動平均線(MA)が100日移動平均線を超えていることからも伺い知ることができます。
また、100日移動平均線はすでに200日移動平均線を超えている状況です。
さらに相対力指数(RSI)も、4月末の66からブレイクし上昇トレンドの兆しを示しています。
さらに重要なことは、RSIの指数が5月の第1週に86を記録していることです。
これは、半減期に向けて価格上昇の余地が十分にあることを意味しているとのことです。
ライトコインの短期的な心理的レジスタンスラインは150ドルとのことです。
しかしビットコインが再び下落し市場全体を下落トレンドへ引きずり込む形になる場合は、ライトコインの150ドルまでの上昇はないだろうとのことです。