DXExchangeがアマゾンなどハイテク大手銘柄をトークン化
<この記事(ページ)は 3分で読めます>
エストニアのDXExchangeは、ナスダックのIFX(フィナンシャル・インフォメーション・エクスチェンジ)のプロトコルを使用しています。
DXExchangeのユーザーはアップルやアマゾンなどハイテク分野のトークン化された企業の株式を取引することが可能になるとのことです。
トークン化される銘柄は、Amazon、Baidu、Apple、Facebook、Google、Intel、Microsoft、Netflix、NvidiaそしてTeslaなどグローバル大手企業が名を連ねています。
様々なペア取引を可能に
DXExchangeは、様々な仮想通貨同士のペアと、仮想通貨と法定通貨のペアを扱うと発表しています。
リップル(XRP)はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ユーロ、円そしてUSドルと交換が可能です。
ライトコイン(LTC)は、BTC、USDとのペア取引、カルダノ(Cardano)はETH、USD、円
そしてBTCとのペア取引が可能とのことです。
DXExchangeのCEOによると、エストニアを拠点とするDExchangeのプラットフォームは現在EU圏内のみで展開しており、2019には米国に展開することを目指しているとのことです。
ナスダックは仮想通貨を積極的にサポート
ハイテク株で構成されるナスダックは仮想通貨の活動を活発化させています。
先月には、米CFTCの規制に即した仮想通貨商品取引所の発足を目指すErisX社が、ナスダックやFidelityなどから2750万ドルの資金調達に成功しました。
昨年11月には、ナスダックと米国拠点の投資会社VanEckがパートナーシップを結び、”透明性の高い、規制され監視された”デジタル資産商品を共同開発することを発表しました。
大手ハイテク株のトークン取引を可能にしたDXExchangeは、仮想通貨の流動性を高めることに貢献したと言えるのではないでしょうか。
今後もこのような動きが活発化することにより仮想通貨の普及が進むことが期待されます。