スポーツファン向け仮想通貨Chiliz、バイナンスと提携
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スポーツファン向けブロッックチェーン事業を展開するChilizが、仮想通貨取引所バイナンスの独自ブロックチェーンである”Binance Chain”と提携することを発表しました。
Binance Chainは、バイナンスコイン(BNB)を発行している独自ブロックチェーンです。
一方、Chilizはeスポーツ業界向け独自仮想通貨(CHZ)の発行や、プロチームとファンの交流を促進するブロックチェーン基盤のモバイルアプリ”Sicios.com”を展開しています。
バイナンスはすでに2018年6月にChilizに出資を行なっているとのことです。
35億人スポーツファンを通じてブロックチェーンの普及に期待
プレスリリースによると、Binance Chainと統合することにより、Chilizは消費者向けサービスにブロックチェーン技術を導入することが可能になるとのことです。
具体的には、即時決済や、ギフト用プリペイドカード、デジタルサービス向け少額決済などのサービスを提供できるようになるとのことです。
Sicios.comのCEOであるAlex Dreyfus氏は、Binance Chainとの提携でSicios.comは世界中のバイナンスコミュニティへのアクセスが可能になるとし、35億人の世界中のスポーツファンを通じてブロックチェーン技術の普及がさらに進むことに大きな期待を寄せているとしています。
「Sportsは、多くの消費者にブロックチェーン技術の利用価値やポテンシャルを伝えるとのできる完璧なツールである。」
著名サッカーチームとのパートナーシップ
Sicios.comはこれまでにも多くの著名人をパートナーシップを組んできました。
仏サッカーチームのサンジェルマンFCやイタリアのユベントスFCなどが挙げられます。
これらのチームはSicios.comとの提携で、チームの公式トークンを発行予定で、今後は関連投票への投票権を付与したり、VIPステータスの会員に報酬として提供する予定とのことです。
最近では、イギリスのプレミアリーグのWest Ham Unitedともパートナーシップを結んでいます。