暗号資産取引所TAOTAO 不正ログインによる損失を補償する制度を導入
2019.10.02
<この記事(ページ)は 2分で読めます>
yahooグループの関連会社であるTaoTaoは、同社が運営する仮想通貨交換所TAOTAOにおいて不正ログインによる顧客の損失を補償する制度を導入したと発表しました。
東京海上日動火災保険が保険契約を引き受けるとのことです。
最大100万円までの補償
ここ数年、仮想通貨交換所において外部からの不正アクセスによる多額の資金流出を伴う事件が多発していることから、不正ログインに関する補償制度の導入を決定したとのことです。
2段階認証を設定済みの顧客がログインIDやパスワードの盗難によるなりすまし被害などにより損失を被った場合に1回の請求で最大100万円まで補償するとのことです。
補償を受けるための条件
補償の適用対象は以下の通りです。
・出金先銀行口座に日本円で不正出金されたこと
・2段階認証の設定をしていること
・出金先銀行口座情報の変更時および出金先銀行口座位に日本円を出金する際に2段階認証を設定していること
・ログインIDやパスワードの盗難または不正出金の発生した際、直ちに所轄警察署およびTAOTAOに通知していること
また、口座保有者の同居人や親族が自ら行い、または加担したログインIDやパスワードの盗難の場合や、ログインIDやパスワードに設定された有効期限を経過した場合などは補償の対象外となります。