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人気の仮想通貨のハードウェアウォレット2種を比較!自分に合ったウォレットはどっち?

2018.05.14

<この記事(ページ)は 6分で読めます>

保有する仮想通貨の額が増えれば増えるほど、安全性が高く、使いやすいウォレットを使用したいですよね。

ウォレットには沢山種類がありますが、その中でも最も安全性が高いものが「ハードウェアウォレット」と言われています。

そんな「ハードウェアウォレット」の中で代表的なものが、「Ledger Nano S(レッジャーナノS)」「Trezor(トレザー)」になります。

一体この2つ、どのように違うのでしょうか?

本体の紹介をはじめ、対応通貨機能安全性使いやすさなどを比較していきたいと思います!

仮想通貨のハードウェアウォレットとは?

ではまず、ハードウェアウォレットとはどのようなウォレットなのか簡単に説明したいと思います。

  • ハードウェアウォレット=USBのような小さな端末
  • 仮想通貨にアクセスできる「秘密鍵」をウォレットで管理

→ 手元に「秘密鍵」があるため、取引所が倒産しても被害を受けない

  • オフラインで管理

ハッキングに遭う確率が極めて低い

  • 資金を引き出すためには「PINコード」が必要

→ 端末を盗まれても、PINコードが盗まれなければ資金は安全

ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」・「Trezor」【本体の比較】

Ledger Nano S Trezor
本体    
公式サイト https://hardwarewallet-japan.com/ http://hardwallet.store/
価格 ¥15,800(税込) ¥14,800(税込)
発売元 Ledger社 SatoshiLabs
大きさ 98mm x 18mm x 9mm 60mm x 30mm x 6mm
重さ 16.2 g 12 g
付属品 USBケーブル USBケーブル
色の種類 シルバーのみ 黒・グレー・白
コインの保管可能数 8~10種類 14種類

ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」・「Trezor」【対応通貨の比較】

Ledger Nano S Trezor
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • ダッシュ(DASH)
  • ジーキャッシュ(ZEC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ビットコインゴールド(BTG)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • エクスパンセ(EXP)
  • ユービック(UBQ)
  • ドージコイン(DOGE)
  • リップル(XRP)
  • ストラティス(STRAT)
  • FIDO U2F
  • ハローコイン(HELLO)
  • コモド(KMD)
  • PoSWコイン(POSW)
  • アーク(ARK)
  • ピヴクス(PIVX)
  • ヴァートコイン(VTC)
  • ヴィアコイン(VIA)
  • ネオ(NEO)
  • ステルスコイン(XST)
  • ステラ(XLM)
  • エイチキャッシュ(HSR)
  • デジバイト(DGB)
  • クォンタム(QAU)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • ダッシュ(DASH)
  • ジーキャッシュ(ZEC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ビットコインゴールド(BTG)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • エクスパンセ(EXP)
  • ユービック(UBQ)
  • ドージコイン(DOGE)
  • ERC-20 Tokens
  • ネム(XEM)
  • ネームコイン(NMC)
  • ビットコインテストネット

ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」・「Trezor」【対応端末の比較】

Ledger Nano S Trezor
対応PC
  • Windows (7+)
  • Mac (10.9+)
  • Linux
  • Chrome OS
  • Windows
  • macOS
  • Linux
対応モバイル Android

ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」・「Trezor」【機能の比較】

Ledger Nano S

  • 複数のウェブウォレット(MyEtherWallet, Electrum, Copay, Mycelium, BitGo, GreenBits)と連携している
  • 送金速度を自分で設定することができる
  • 日本の公式サイトから購入した場合、日本語で質問ができるチャットサポートを利用できる

Trezor

  • ドロップボックスとの連携で送受金にメモがつけられる
  • 取引をCVSファイルとしてダウンロードできる

Ledger Nano SとTrezorはペアリングが可能

  • どちらも秘密鍵が24語のため、同じ秘密鍵の元で管理できる
  • もしどちらかに不具合が生じ、取引内容を確認できなかった場合も、ペアリングでもう片方のハードウェアウォレットから確認することができる

ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」・「Trezor」【使いやすさの比較】

Ledger Nano S Trezor
操作 △(やや複雑)
初期設定 (やや複雑)
復元
送金・受取

おすすめのハードウェアウォレット

Ledger Nano S Trezor
使いやすさ
対応通貨 △(リップルに対応していない)
安全性

「使いやすさ」を求める方はTrezorがおすすめ

Ledger Nano Sに比べ、Trezorの方が簡単に操作できます。

Ledger Nano S は各暗号通貨用のアプリをインストールしないといけませんが、Trezorはこのような手間はかかりません。

また、TrezorはAndroidにも対応しているので、Androidをお持ちの方はモバイルでも開くことができてとても便利です。

従って、使いやすさを求めている方には「Trezor」がおすすめです。

「色々な種類」の仮想通貨を所持している方は「Ledger Nano S」がおすすめ

一方、Ledger Nano STrezorより対応している仮想通貨の種類が多いため、色々な種類の仮想通貨を保管したい方は「Ledger Nano S」がおすすめです。

「安全性」を重視する方は両方買うのがおすすめ

安全面ではどちらのウォレットも安全性が高いです。

しかし、もし色々な種類の仮想通貨を所持していて、所持金額も高額な場合は、Ledger Nano STrezor、両方を使用することをおすすめします。

先ほども記載したように、Ledger Nano STrezorはペアリングができるので、もしどちらかに不具合が生じた際も、もう片方から確認することができます。

また、リップルのように、片方のウォレットが対応していないコインでも、両方のウォレットを所持していれば、一つの秘密鍵の元でリップルも保管することができます。

まとめ

冒頭でも説明したように、ハードウェアウォレットはオフラインでコインを保管するため、セキュリティーが最も高いタイプのウォレットとなっています。

せっかく購入したコインがハッキングなどにより無くならないためにも、ここで紹介したLedger Nano STrezorを是非使ってみてください!

 

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