Waves(ウェーブス)が独自スマートコントラクトの「RIDE」をローンチ
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ロシア発のトークン発行プラットフォーム型仮想通貨であるWaves(ウェーブス)が、5月4日にスマートコントラクトをテストネットとしてローンチしました。
仮想通貨のWaves(ウェーブス)とは?
Wavesは、専用ウォレットと統合されたDEXと、独自トークン発行機能を特徴とするプラットフォームです。
元々はNxtから派生した仮想通貨であるため、当初はスマートコントラクトを実装していませんでした。
Waves(ウェーブス)について詳しくはこちら↓
仮想通貨Waves(ウェーブス)のスマートコントラクト「RIDE」
Wavesは、スマートコントラクトを実装する予定がなかったわけではなく、2段階に分けてスマートコントラクトを実装していくことになっています。
第1段階が非チューリング完全なスマートコントラクトの「RIDE」。
第2段階がチューリング完全なスマートコントラクトの「RIDEON」。
第1段階であるRIDEは5月4日にテストネットがローンチされました。
RIDEは2018年Q1、RIDEONは2018年中に実装予定となっていましたので、RIDEは予定より1ヶ月ほど遅れて実装された形になります。
RIDEが実装されることでWavesに実装される機能は大きく分けて以下の4つです。
1~3は全てセキュリティ面や公正性を向上させる機能です。
1のマルチシグネチャウォレットが実装されれば今まで以上にセキュリティを強固にすることができます。
2のアトミックスワップも仲介業者なしで異なる通貨をやり取りすることができる仕組みですので、安全性の向上に役立ちます。
加えて、アトミックスワップが実装されることで、イーサリアムをベースとしたERC20トークンがWavesのDEX上で取引できるようになります。
ERC20トークンは時価総額の大きなものから小さなものまで無数に存在しますので、WavesのDEXの発展に大きく寄与すると考えられます。
3のトークンの凍結は、最も多く使われるケースとしてはICOの資金調達です。
トークンの開発者は、投資家から受け取った資金を一定期間凍結することで投資家からの信頼を得ることができるようになります。
また、特に重要なのが4のdAppsの開発で、Wavesがスマートコントラクトを実装することで、イーサリアムやネオと同じようにWaves上でも分散管理型アプリを開発することが可能になるのです。
Waves本来の独自トークン発行の容易さと合わせて、プラットフォームとしてWavesを選択するdAppsプロジェクトは今後ますます増えていくことでしょう。
仮想通貨Wavesのスマートコントラクト「RIDE」について、まとめ
RIDEの実装によって実際にWavesの価格は上昇傾向にありますし、さらに今後チューリング完全なスマートコントラクトのRIDEONが実装されればもっとWavesのプラットフォームとしての可能性が広がることでしょう。
Wavesは今後に注目の仮想通貨であると言えそうです。
ウェーブスを購入できる取引所は、国内にはありません。
そのため、海外取引所を利用する必要があるのですが、中でもおすすめなのが、中国の取引所であるバイナンスです。
世界一の取引高を誇っており、ウェーブスに限らず数多くの取引所を扱っていることから、利用すれば仮想通貨取引の可能性が大きく広がる取引所です。
参考サイト
https://blog.wavesplatform.com/waves-smart-contracts-stage-1-311e4e5a0441